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ネットリサーチのDIMSDRIVE『オール電化住宅』に関するアンケート

～「オール電化住宅」は85.1％が内容を認知。そのきっかけは「テレビCM」が半数
オール電化住宅にしたい人は44.7％、知りたい事は「導入時のコスト」～

インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチの「DIMSDRIVE」では、「オール電化住宅に関するアンケート」を2006年5月17日（水）から5月22日（月）にかけて行いました。
回答者は全国の男女5,943人（男性：2,493人、女性：3,450人）

オール電化住宅の認知やイメージ、満足度などについて調査結果をまとめました。

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「DIMSDRIVE」とは・・・
インターワイヤードが運営する、ネットリサーチサービスです。
インターネットによる市場調査を通じて調査企画・設計から分析・提案までを提供する、マーケティングのトータルソリューションサービスです。
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●　「オール電化住宅」という言葉は99.3％が認知。内容を知っている人は85.1％
●　半数の人が、ＴＶＣＭから「オール電化住宅」を認知
●　オール電化住宅のイメージは、「安全」だが「停電のときに心配」
●　築1年未満の持ち家では、2割がオール電化を導入
●　オール電化住宅の満足度、87.3％が「満足」
●　オール電化住宅にしたい人は44.7％、知りたい事は「導入時のコスト」

～回答者の住宅属性～

◆住居形態

◆住居築年数

～「オール電化住宅」という言葉は99.3％が認知。内容を知っている人は85.1％～

■自宅にある設備
全員（Ｎ=5943）に、オール電化住宅にある主な設備について、自宅にあるかどうかを尋ねたところ、“どの設備もない”が78.6％と大半を占めた。
持っている設備の中で最も多かったのは“ＩＨクッキングヒーター”10.9％、“電気温水器”9.5％、“電気式・蓄熱式床暖房システム”3.6％と続いた。
“エコキュート”の所有率は2.2％であった。

■「オール電化住宅」の認知度
「オール電化住宅」という言葉の認知について尋ねたところ、“詳しく内容を知っている”22.8％、“なんとなく内容を知っている”62.3％、“聞いたことがある程度”14.2％、“知らない”0.7％となった。
99.3％と、ほとんどの人が「オール電化住宅」という言葉を知っていることがわかった。
『内容を知っている』と回答した人は85.1％と8割を超えた。

＜性年代別の回答＞
性年代別の回答では、“詳しく内容を知っている”という人は男性10代以下を除いて年代が上がるにつれ多くなる傾向があった。“詳しく内容を知っている”＋“なんとなく内容を知っている”の『内容を知っている』人は、男女とも年代が上がるにつれて多くなり、50代が最も認知が高かった。
50代では、男性は88.8％、女性は88.4％が『内容を知っている』と回答した。

“詳しく内容を知っている”と回答した人は全ての年代で男性のほうが多く、“なんとなく内容を知っている”人は全ての年代で女性の方が多かった。

あなたのお家に、次の設備はありますか。（複数回答）全体ベースN=5943

あなたは、「オール電化住宅」という言葉をご存知ですか。（単一回答）

◆性年代別の回答

～半数の人が、ＴＶＣＭから「オール電化住宅」を認知～

■最初に「オール電化住宅」を知ったのは・・・？
オール電化住宅の『内容を知っている』と回答した人（N=5059)に、「どこで最初に知りましたか」と尋ねたところ、“ＴＶＣＭ”が最も多く52.4％。半数以上の人がＴＶＣＭでオール電化住宅を知った、と回答した。
次いで、“ＴＶ番組”12.6％、“電力会社からのお知らせ・ＤＭ”10.3％、“ハウスメーカーや工務店”5.6％と続いた。

「その他」の自由回答では、“マンション購入時に”、“近所の建築中の家の看板”、“住宅展示場”などが挙げられた。
■「オール電化住宅」のどんなところが知られているか
「オール電化住宅について知っていること」については、“電気以外の熱源を使わない”が最も多く81.2％、僅差で“火やガスを使わないので安全”80.9％が続いた。
以下、“光熱費が節約できる”64.8％、“電気代が割引になるプランがある”48.3％、“エコキュートなど、導入補助金制度がある”47.0％と続いた。

“電気代の割引プラン”や“エコキュート導入補助金”については約半数が知っていたが、“住宅ローンの金利優遇制度がある”は11.6％、“火災保険が割引になるプランがある”は9.3％と少なかった。

「その他」の自由回答では、“売電が可能になる”などのプラス面も挙げられたが、“必ずしも省エネにはならない”、“イニシャルコストが高い”、“電磁波が体に悪いという噂”など、マイナス面を挙げる人も目立った。

「オール電化住宅」をどこで最初に知りましたか。（単一回答）オール電化住宅の内容を知っている人　N=5059
※質問にあたり、以下の説明文を提示オール電化住宅とは、調理、給湯、冷暖房など生活に必要なエネルギーをすべて電気でまかなう住宅のことです。

あなたが「オール電化住宅」について知っている事は何ですか。（複数回答）

■「その他」の自由回答より抜粋
必ずしも省エネにはならないイニシャルコストが高い売電が可能になる電磁波が体に悪いという噂災害にお湯を備蓄できる将来、家庭用燃料電池が普及したときに利用できないリスクがあるキッチンの掃除が簡単火で炙る料理ができない　　　　　　　　　・・・など

～オール電化住宅のイメージは、「安全」だが「停電のときに心配」～

■オール電化住宅のイメージ
「オール電化住宅についてどんなイメージを持っていますか」と尋ねたところ、“安全”が最も多く56.1％、次いで“停電のときに心配”54.0％、“環境に良い”47.6％、“導入の費用が高い”46.3％、“省エネ”45.9％、“クリーン”43.3％“、“火災のリスクが低い”39.5％と続いた。
“新しい・モダン”19.6％、“かっこいい”9.0％という回答は少なかった。

「その他」の自由回答では、“災害時に弱い気がする”、“エネルギー源を一つにすることに不安がある”、“夏場でも暑く感じない”、“電気がないと何も出来ない”などが挙げられた。

「オール電化住宅」について、どんなイメージを持っていますか。つぎの中から当てはまるものを選択してください。（複数回答）オール電化住宅の内容を知っている人　N=5059

■「その他」の自由回答より抜粋
災害時に弱い気がするエネルギー源を一つにすることに不安がある夏場でも暑く感じない電気がないと何も出来ない原発が増えて大きな危険を招きそう核廃棄物の処理が心配調理に時間が掛かりそうおしゃれ電磁波が体に悪そう人体に感じる事ができない不安　　　　　　　・・・など

～築1年未満の持ち家では、2割がオール電化を導入～

■あなたの家はオール電化住宅？
「あなたのご自宅はオール電化住宅ですか」と尋ねたところ、“はい”と回答した人は5.8％であった。
全体（N=5943)のオール電化率は4.9％だった。

＜住居形態別のオール電化導入率＞
住居形態別で見てみると、“一戸建て（持ち家）”の人が最も多く、7.9％であった。
また、“一戸建て（賃貸・借家）”は3.6％、“集合住宅（持ち家）”は4.2％、“集合住宅（賃貸・借家）”は1.7％。持ち家の方が導入率が高いことが分かった。

＜築年数別＞
築年数別に見てみると、“1年未満”は10.1％と1割がオール電化住宅だった。

＜築1年未満の住居形態別＞
築1年未満の住居形態別では、“一戸建て（持ち家）”は21.8％、“集合住宅（持ち家）”は20.0％と、持ち家に関しては2割を超えている。

あなたのご自宅は「オール電化住宅」ですか。（単一回答）
オール電化住宅の内容を知っている人　N=5059

◆全体のオール電化率　※「わからない」人は導入していないに加えた

◆全体の中の、住居形態別、オール電化導入率

◆全体の中の、築年数別、オール電化導入率

◆全体の中の、築1年未満の住居別、オール電化導入率

～オール電化住宅の満足度、87.3％が「満足」～

■オール電化を取り入れた理由
自宅がオール電化住宅であると回答した人（N=292)に「オール電化を取り入れた理由」を尋ねたところ、“安全だから”が最も多く53.4％、次いで“光熱費が安いから”44.9％、“火災のリスクが低いから”40.1％、“掃除がラクだから”32.9％と続いた。
28.8％の人は“選んだ住居がオール電化住宅だった”と回答した。

「その他」の自由回答では、“ガスが引かれていない地域だから”、“災害時の復旧の速さを聞いた為”、“設計を頼んだ建築士の勧め”などが挙げられた。

■オール電化住宅の「満足度」
満足度については、“とても満足”38.0％、“まあ満足”49.3％と87.3％の人が『満足』と回答した。
“あまり満足していない”人は2.8％、“全く満足していない”人は1人もおらず、『満足していない』人は少なかった。

■不満の理由
『満足していない』と回答した人（N=8）に、「満足していない理由」を尋ねたところ、“ローンが高すぎる。ソーラーの方が使い勝手が良かった”、“電熱器の火力が弱い”、“電気代が思ったより高い”、“暖房能力が低い”、“初期からオール電化を始めた人に恩恵が少ない”などが挙げられた。

「オール電化」を取り入れたのはなぜですか。（複数回答）オール電化住宅導入者　N=292

■「その他」の自由回答より抜粋
ガスが引かれていない地域だから災害時の復旧の早さを聞いた為設計を頼んだ建築士の勧め家を新築したから。補助があったから。調理の際、暑くないから。プロパンガスは不便だから　　　　　　　　・・・など
「オール電化住宅」にはどれくらい満足していますか。（単一回答）オール電化住宅導入者　N=292

なぜ満足していないのですか。（自由回答）
満足していない人　N=8

ローンが高すぎる。ソーラーの方が使いがってがよかった
電熱器の火力が弱い
電気代が思ったより高い
暖房能力が低い
初期からオール電化を始めた人に恩恵が少ない
IHクッキングヒーターがキライ。蓄熱式の暖房は温度設定がしづらい
ＩＨは火災などの心配はないが電磁波が心配。
　私の家のお風呂には追い焚きも保温もついてないので満足していない。
　（メーカーに嘘をつかれた！）
コンロの火力が弱い

～オール電化住宅にしたい人は44.7％、知りたい事は「導入時のコスト」～

■魅力的だと思うオール電化の特長
オール電化住宅を知らない人、導入していない人(N=5651）に、オール電化の特長を選択肢として提示し、「魅力的だと思うもの」を回答してもらった。
その結果、“光熱費が節約できる”が最も多く65.2％であった。次いで“電気代が割引になるプランがある”60.6％、“火やガスを使わないので安全”57.2％、“省エネルギー”52.2％であり、半数以上の人は「魅力的である」と回答した。

「その他」の自由回答では、“太陽光発電と組み合わせるとよさそう”、“売電が可能になる”、“ガスの基本料金がかからない”、“ガスレンジより見た目が良い”などが挙げられた。

■オール電化住宅にしてみたいですか？
「今後、住居の購入・リフォームをするとしたら、オール電化住宅にしたいと思いますか」と尋ねたところ、“ぜひオール電化住宅にしたい”13.1％、“ややオール電化住宅にしたい”31.6％、“あまりオール電化住宅にしたくない”9.4％、“オール電化住宅にはしたくない”5.6％となった。

『オール電化住宅にしたい』という人は44.7％と4割だったが、“どちらともいえない”という人も40.3％と4割を超えた。
また、『オール電化住宅にしたくない』という人は15.0％であった。

＜性年代別の回答＞
性年代別の回答では、“ぜひオール電化にしたい”という回答で最も多かったのは10代以下の女性で26.2％、最も少なかったのは40代男性で9.0％であった。

『オール電化住宅にしたい』という回答は、60代女性を除いて、男女とも年代が若いほど多くなっている。
『オール電化住宅にしたくない』という回答は、男性は40代をピークに山のようになっており、女性は年代が上がるに連れて多くなっている。
40代の男性は『オール電化住宅にしたくない』という回答が全ての性年代の中で最も多く、21.9％と2割を超えた。

■オール電化住宅を導入するとしたら、何を知りたい？
オール電化住宅に“ぜひしたい”、“ややしたい”と回答した人(N=2526）に、「オール電化住宅を導入する際に、知りたいと思う事は何ですか。」と尋ねたところ、最も多かった回答は“導入するためのコスト（工事料など）”で92.1％に上った。
次いで“導入してからの光熱費”77.5％、“耐久性”64.1％、“メンテナンスの方法”61.6％、“メーカーのアフターサービス”56.7％と続いた。

「その他」の自由回答では、“他の光熱費/諸費用/修理代との比較”、“停電時や災害時の対応方法”、“実際に使っている人の体験談など”、“デメリット”など、いろいろな回答が挙げられている。

「オール電化住宅」には、次のような特長があります。この中からあなたが魅力的だと思うものを選択してください。（複数回答）オール電化住宅を知らない人、導入していない人　N=5651

■「その他」の自由回答より抜粋
太陽光発電と組み合わせるとよさそう売電が可能になるガスの基本料金がかからないガスレンジより見た目が良い　　　　　　　　・・・など
今後、住居の購入・リフォームをするとしたら、「オール電化住宅」にしたいと思いますか。（単一回答）オール電化住宅を知らない人、導入していない人　N=5651

◆性年代別の回答

「オール電化住宅」を導入する際に、知りたいと思う事は何ですか。（複数回答）ぜひしたい、ややしたい回答者　N=2526

■「その他」の自由回答より抜粋
他の光熱費/諸費用/修理代との比較現状のシステムとの料金比較停電時や災害時の対応方法実際に使っている人の体験談などデメリット本当に環境にやさしいのか? 既存アパートに導入できるか？電磁波の影響環境問題にどれぐらい貢献できるのか。冬期の寒さ対策ブレーカーは落ちないの太陽光発電＆蓄電は出来ないか、太陽熱給湯との組合せは出来ないかその後のクレームなど利用者の感想補助金などの優遇制度の具体的な金額深夜電力で無いと安くないのでは？水害で水没したときの安全性　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・など

調査結果に関するお問い合わせ先

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