● 女性の半数が「室内の乾燥が気になる」
● こたつにはやっぱり「みかん」
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「暖房」についてアンケートを行い、最も活躍している暖房機器や、室内乾燥による心配ごと、こたつで食べたいものなどについて、まとめました。
調査は2009年11月11日〜11月26日にかけて実施し、
DIMSDRIVEモニター8,338人から回答を得ています。
●最も活躍する暖房機器は「エアコン」・・・冬場の使用率は約6割
●女性の半数が「室内の乾燥が気になる」
●室内の乾燥対策:加湿器の効果を感じている人は約4割
●ホットカーペットは「ランニングコスト」、こたつは「デザイン」・・・暖房機器による重視点の違い
●暖房使用時の失敗談
●こたつにはやっぱり「みかん」 |
|
■■最も活躍する暖房機器は「エアコン」・・・冬場の使用率は約6割 ■■
■冬場使用する暖房機器は?
冬場、使用している暖房機器を尋ねたところ、最も多いのは「エアコン」59.1%、次いで「こたつ」34.9%、「ホットカーペット」34.5%であった。
■最も活躍している暖房機器
最も活躍している暖房機器については、「エアコン」20.9%、「石油ストーブ」16.8%、「こたつ」14.1%と続いた。
<エリア別>
地域ごとに使用している暖房機器には、差が出ている。
北海道・東北・甲信越など、寒い地域では「石油ストーブ」が1位になっている。
「石油ストーブ」は北海道55.6%で、半数以上が最も活躍していると回答している。
北海道では他の地域ではランク外である「セントラルヒーティング」11.9%が2位になっているのが目立つが、1位の「石油ストーブ」と「セントラルヒーティング」には43.7%の開きがある。
|
あなたの家で冬場使用する暖房機器を全てお選びください。(複数回答)
全体ベース N=8,338 |
使用している暖房機器のうち、最も活躍しているものはなんですか。 (単一回答)
暖房機器を使用する方 n=8,233 |
◆エリア別(最も活躍している暖房機器TOP5) |
|
|
|
■■女性の半数が「室内の乾燥が気になる」■■
暖房機器を使用していて気になること・・
暖房機器を使用していて、気になることを尋ねた。
「電気・ガス・燃料代など」が最も多く66.9%、次いで「室内の乾燥」41.4%、「火事など」37.3%であった。
<男女別>
男性で最も多いのは「電気・ガス・燃料代など」63.8%、2番目「火事など」38.6%、3番目「室内の乾燥」33.6%であった。
女性で最も多いのは「電気・ガス・燃料代など」70.3%、2番目「室内の乾燥」49.8%、3番目「室内の換気」39.8%であった。
男女の差が最も大きいのは「室内の乾燥」で、女性の方が16.2%多かった。
暖房機器を使用する女性の半数が「室内の乾燥」を気にしていることがわかった。
|
暖房機器を使用していて、気になることはなんですか。(単一回答) 暖房機器を使用する方 n=8,233 |
◆男女別 |
|
|
|
■■室内の乾燥対策:加湿器の効果を感じている人は約4割■■
■「室内の乾燥」により心配なことは?
室内の乾燥が気になると答えた方に、具体的に心配なことについて尋ねた。
最も多かったのは「のどの渇き」79.5%で、次いで「風邪・ウイルス」69.2%、「肌の乾燥」67.1%であった。
約8割の人が「のどの渇き」を心配しており、
また、約7割の人が「風邪・ウイルス」「肌の乾燥」を心配しているという結果であった。
<男女別>
男性で最も多いのは「のどの渇き」77.9%、2番目が「風邪・ウイルス」64.5%、3番目が「肌の乾燥」49.6%であった。
女性で最も多いのは「のどの渇き」80.6%、2番目が「肌の乾燥」79.7%、3番目が「風邪・ウイルス」72.7%であった。
室内の乾燥を気にしている女性の8割は「のどの渇き」とともに「肌の乾燥」が心配なようである。
■「室内の乾燥」を防ぐため、湿度を保つために行っていること
室内の乾燥を防ぐため、湿度を保つために行っていることを尋ねたところ、最も多いのは「洗濯物などを室内に干しておく」47.1%、次いで「換気をこまめにする」44.7%、「加湿器をつける」44.1%であった。
何らかを行っている人に最も有効だと実感しているものを尋ねると、
行っていることで1位だった「洗濯物などを室内に干しておく」については22.0%と、2番目だった。
最も有効だと実感しているものの1位は「加湿器をつける」38.5%で、4割の人が効果を感じている事が伺える。
2位の「洗濯物などを〜」22.0%とは16.5%の差があった。
実際に行っている室内干し、換気に比べて「加湿器をつける」は効果を実感しやすいようだ。
|
「室内の乾燥」が気になるとお答えですが、乾燥によって具体的にどのようなことが心配ですか。 (複数回答)
「室内の乾燥」が気になる人 N=3,411 |
◆男女別 |
|
|
暖房機器の使用による室内の乾燥を防ぐため、湿度を保つために行っていることはありますか。
(複数回答)
「室内の乾燥」が気になる人 N=3,411 |
室内の湿度を保つため行っているもので、最も有効だと実感しているものを教えてください。 (複数回答)
「室内の乾燥」対策をしている人 N=3,043 |
|
|
■■ホットカーペットは「ランニングコスト」、こたつは「デザイン」・・・
暖房機器による重視点の違い■■
■導入・購入を検討している暖房機器は?
現在、導入・購入を検討している暖房機器について尋ねたところ、「導入・購入するつもりはない」72.4%が最も多かった。
検討している機器で最も多いのは「ホットカーペット」4.9%、次いで「こたつ」3.8%、「ハロゲンヒーター」3.6%であった。
7割以上の人は新しく暖房機器を購入する必要がないと回答し、購入を検討している人は27.3%であった。
■導入・購入の際の重視点
導入・購入を検討していると答えた人に、重視点を尋ねた。
検討している上位3つの暖房機器別に、重視点を見ると、いずれの機器も「価格」が最も多い。 しかし、価格以外については、暖房機器によって重視点が違っているようである。
【ホットカーペット】は「価格」77.9%、「ランニングコスト」47.4%、「サイズ」45.2%の順。
【こたつ】は「価格」72.5%、「サイズ」49.4%、「デザイン」39.1%の順。
【ハロゲンヒーター】は「価格」75.9%、「暖房効果」48.8%、「安全性」46.9%の順。
|
現在、導入・購入を検討している暖房機器があればお選びください。(複数回答)
全体ベース N=8,338 |
|
導入・購入を検討している暖房機器について、重視することはなんですか。(複数回答)
暖房機器の導入・購入を検討している人 N=2,305 |
|
|
■■暖房使用時の失敗■■
■暖房使用時の失敗談
暖房機器を使用している際の失敗談を尋ねたところ、目立つところでは『消し忘れ』『衣類や髪の毛が燃えた』『やけど』などがあった。
「エアコン」は外出時の消し忘れが多く、「石油ストーブ」などは『やけど』『やかんを掛けたまま忘れてしまった』や中には『爆発した』などと非常に危険な失敗談もあった。
|
暖房機器を使用していての失敗談やうっかりしてしまったことはありますか。(自由回答) 全体ベース N=8,338 |
・こたつに入ったまま寝てしまった
・こたつで寝てしまいのどがカラカラになり、風邪をひいた
・低温やけどをした
・ストーブの近くにものを置いてしまい焦がした
・ストーブにやかんを掛けたまま忘れて空焚きしてしまった
・灯油をこぼした
・エアコンをつけっぱなしにしてしまい、電気代が4倍になってしまった
・点けっぱなしで外出して慌てて戻った
・・・などなど |
|
■■こたつにはやっぱり「みかん」■■
■こたつで食べたい、飲みたいもの
こたつでリラックスしながら食べたい、飲みたいものを自由回答で尋ねたところ、
1位に選ばれたのは「みかん」3522票だった。
2位「アイスクリーム」866票、
3位「コーヒー」622票、
4位「お茶」507票、
5位「ココア」324票と続き、
デザートや飲み物を回答した人が多い。
食事系で最も多かったのは「鍋」(7位:232票)であった。
1位「みかん」の回答内容で目立ったのは『こたつには、みかん』というフレーズ、
『やっぱりみかん』というフレーズであった。
【男女別】
男性・女性ともに、やはり「みかん」が一位であった。
「アイスクリーム」と「コーヒー」がそれぞれ2位・3位内にランクインした。
男女での差が出ているのが男性4位の「ビール」は女性では8位、
女性で5位の「ココア」は男性では8位であった。
|
あなたがこたつでリラックスしながら食べたい、飲みたいものはなんですか。(自由回答)
全体ベース N=8,338 |
◆性年代別 |
<男性>
<女性>
|
|
|
●お問合せ先●
調査結果の引用について、クロス集計データ・生データ購入など、 お気軽にお問合せください。
インターワイヤード株式会社 DIMSDRIVE事務局(ディムスドライブ事務局)
TEL:03-5463-8256
mail: timely@dims.ne.jp |
|