|
|
|
|
『お年玉』に関するアンケート 2010
|
|
|
● 2010年のお正月にお年玉をあげた人は52.4%
● 不景気の影響か・・・09年から減少続く「お年玉出費」 2010年の平均は19,521円
不景気が続く中、お年玉事情も厳しいものがあるようです。
子どもにとっては残念な結果となりました。
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「お年玉に関するアンケート」を2010年1月6日(水)〜1月21日(木)にかけて行いました。
お年玉の授受やあげた人数、金額などについてまとめました。
全国のDIMSDRIVEモニター9,784人から回答を得ています。
● 2010年のお正月にお年玉をあげた人は52.4%
● あげた平均人数は3.55人。自分の子にあげた人は4割
● 不景気の影響か・・・09年から減少続く「お年玉出費」 2010年の平均は19,521円
● 子供が成長すると、あげるお年玉額も「成長」… 5・6年生は3,000〜5,000円、中高生は5,000〜10,000円
● 未就学児と中学生には、「妥当だと思う金額」より高額のお年玉をあげている
|
|
■■2010年のお正月にお年玉をあげた人は52.4% ■■
■2010年のお年玉の授受について
2010年のお年玉の授受状況について尋ねたところ、“あげた”人は52.4%、“もらった”人は10.5%であった。
2010年のお正月に金銭のお年玉の授受をした人は58.4%であった。
<性年代別、「あげた」の回答>
男性で最も多かったのは50代の58.6%、女性は40代の62.6%だった。
男女とも、20代と30代の間に大きな差が出来ており、30代になると約20%増えている。
40代までは、女性の方が多く回答している。
<2009年との比較>
2009年と比較してみると、“あげた”人は54.0%→52.4%、“もらった”人は、12.1%→10.5%と、ともに1.6ポイント減少した。
『あげていない・もらっていない』という人が、2010年は1.9ポイント増えている。"
|
あなたは今年のお正月に、お年玉をあげましたか?またはもらいましたか?(複数回答)
全体ベース N=9,784 |
◆性年代別、「あげた」の回答 |
|
◆2009年との比較 |
|
|
|
■■あげた平均人数は3.55人。自分の子にあげた人は4割■■
■何人にあげた?
今年、お年玉をあげた人の“あげた人数”は、「(1)〜2人」が44.3%と半数近くであった。
「(3)〜4人」は29.7%、「(5)〜6人」15.0%であった。
「11人以上」という人は1.9%であった。
あげた人数の平均は3.55人で、2009年の3.53人よりも若干増えている。
最大は28人だった。
■あげた人との関係
「あげた相手」については、「甥・姪など、親戚の子」72.4%が最も多く、「自分の子」39.7%、「親(義理の親含)」9.9%と続いた。
子を持つ人全体のうち、自分の子にお年玉をあげた割合は39.8%であった。
|
お年玉は、何人にあげましたか。(数値自由回答)
今年お年玉をあげた人 N=5,126 |
<あげた人数の平均と、最大値>
|
あげた相手は、あなたとどのような関係の人ですか?(複数回答)
今年お年玉をあげた人 N=5,126 |
◆子を持つ人が、自分の子にお年玉をあげた割合 |
|
|
|
■■不景気の影響か・・・09年から減少続く「お年玉出費」 2010年の平均は19,521円■■
■あげた最高金額
“1人にあげたお年玉の最高金額”を自由回答で尋ねたところ、「(5,001)〜10,000円」が32.8%と最多で、「(3,001)〜5,000円」30.5%、「(1,001)〜3,000円」20.3%、「(1)〜1,000円」9.5%と続いた。
『10,001円以上』あげた人は6.9%、最高額は300,000円であった。
<平均値>
2010年の「最高金額の平均額」は7,496円で、2009年の7,559円とはあまり差が無いが、不景気前の2008年と比較すると483円少ない。
2007〜2008年は増加傾向にあったが、2009年から減少している。
多少数値に違いはあるものの、価格帯の分布は2009年と2010年は同じであった。
■あげた総額(お年玉出費)
また、“今年あげた総額”については、「(10,001)〜30,000円」が37.3%で最も多く、「(5,001)〜10,000円」は24.1%、「(30,001)〜50,000円」10.7%と続いた。
『30,001円以上』あげた人は15.9%、最高額は530,000円であった。
<お年玉出費の平均額>
『お年玉出費』に関しても、08年までは毎年増加傾向にあったが、2009年からは減少している。
2010年の「お年玉出費の平均額」は19,521円と2万円を下回り、2009年の19,691円よりもさらに170円減少。
お年玉をもらう子どもにとっては、残念な結果となった。
総額の方も多少数値に違いはあるものの、価格帯については2009年と2010年はほぼ同じ形となった。
<1人にあげた平均額>(目安)
“お年玉出費の平均額”を“あげた人数の平均”で割った、『1人にあげた金額の平均』は5,499円で、2009年の5,578円より79円減った。
2009年は総額の出費は減っているものの、1人当たりの金額は変わっていないというデータだったが、2010年は総額の出費も、1人当たりの金額も共に減少している事が伺える。
(この数値はあくまで目安です)
|
今年あげたお年玉の最高金額を教えてください。(数値自由回答)
今年お年玉をあげた人 N=5,126 |
<1人にあげた最高額の平均と、最大値>
|
今年あげたお年玉の総額を教えてください。(数値自由回答)
今年お年玉をあげた人 N=5,126 |
<今年の総額「お年玉出費」の平均額と、最大値>
◆1人にあげたお年玉金額の目安(総額の平均÷あげた人数の平均)
※あくまで目安です |
|
|
|
■■子供が成長すると、あげるお年玉額も「成長」…
5・6年生は3,000〜5,000円、中高生は5,000〜10,000円■■
■年齢によるお年玉の価格
「どの年代の人に何円あげたか」については・・・
小学3・4年生までは“1.000〜3,000円未満”と回答した人が最も多かった。
小学5・6年生は“3,000〜5,000円未満”が最も多く40.0%であった。
中学生、高校生では“5,000〜10,000円未満”が最も多く、中学生42.5%、高校生45.3%と同じぐらいだったが、2番目に多かった価格帯は中学生は“3,000〜5,000円未満”33.0%、高校生は“10,000〜30,000円未満”32.5%となっている。
その他学生、社会人では“10,000〜30,000円未満”と回答した人が多かった。
年代が上がるにつれて、あげるお年玉の金額は多くなっている。
「10,000円以上あげた」という人は、中学生→14.6%、高校生→34.0%、その他学生→57.6%、社会人→69.0%となっており、高校卒業後は“10,000円以上”のお年玉をあげる人が半数を超えている。
『高校卒業』を、お年玉金額10,000円を超える基準にしている人が多いことが伺える。
この傾向については、昨年と同様であった。
|
どの年代の人に、いくらお年玉をあげましたか?(複数回答) 今年お年玉をあげた人 N=5,126 |
|
|
■■未就学児と中学生には、「妥当だと思う金額」より高額のお年玉をあげている■■
■学年による「妥当な金額」
「各学年(年代)で妥当だと思われるお年玉の金額」を尋ねたところ、高校生までは年代が上がるにつれて妥当だと思うお年玉の金額も上がっている。
【未就学児】は「1,000円未満」が49.3%と半数を占め、
【小学1〜4年生】は「3,000円未満」、
【小学5・6年生】【中学生】は「5,000円未満」、
【高校生】は「10,000円未満」が最も多い価格帯となっている。
高校卒業後は“必要ないと思う”と回答した人も多かった。
“必要ないと思う”という回答は【その他学生】は31.1%、【社会人】では76.0%に上った。
また【未就学児】も13.3%と1割を超えた。
実際にあげている価格帯と比較すると、
【未就学児】(あげる:3,000円未満)と、【中学生】(あげる:10,000円未満)は、
“妥当だと思う価格帯”よりも“実際にあげた価格帯”の方が高く、
“妥当だと思う金額”よりもやや多く、お年玉をあげている事が伺える。
|
妥当だと思われるお年玉の金額を、それぞれ年代ごとにお選びください。(単一回答)
全体ベース N=9,784 |
|
|
|
●お問合せ先●
調査結果の引用について、クロス集計データ・生データ購入など、 お気軽にお問合せください。
インターワイヤード株式会社 DIMSDRIVE事務局(ディムスドライブ事務局)
TEL:03-5463-8256
mail: timely@dims.ne.jp |
|
|
調査結果に関するお問い合わせ先 |
|
|
|
|
|
|