|
|
|
|
『お年玉』に関するアンケート 2011
|
|
|
●「お年玉出費」 減少傾向に歯止めか
不景気が続く中、お年玉事情も厳しさは続いていますが、2011年は少しだけ、回復の兆しが見られました。
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、
「お年玉に関するアンケート」を2011年1月12日(水)〜2月4日(金)にかけて行いました。
お年玉の授受やあげた人数、金額などについてまとめました。
全国のDIMSDRIVEモニター12,262人から回答を得ています。
● 2011年のお正月にお年玉をあげた人は53.3%
● 自分の子へお年玉をあげた・・・3.1ポイント減少
● 「お年玉出費」 減少傾向に歯止めか
● 子供が成長すると、あげるお年玉額も「成長」…
5・6年生は3,000〜5,000円、中高生は5,000〜10,000円
● 高校生までは・・・順調に上がっていくお年玉妥当額 |
|
■■2011年のお正月にお年玉をあげた人は53.3%■■
■2011年のお年玉の授受について
2011年のお年玉の授受状況について尋ねたところ、“あげた”人は53.3%、“もらった”人は9.0%であった。
2011年のお正月に金銭のお年玉の授受をした人は57.9%であった。
<性年代別、「あげた」の回答>
男性で最も多かったのは60代以上の59.4%、女性は40代の61.2%だった。
男女とも、20代と30代の間に大きな差が出来ており、30代になると約20%増えている。
50代までは、女性の方が多く「あげた」と回答している。
<2010年との比較>
2010年と比較してみると、“あげた”人は52.4%→53.3%と、0.9ポイント増、“もらった”人は、10.5%→9.0%と、1.5ポイント減という結果であった。
『あげていない・もらっていない』という人が、2011年は0.5ポイント増えている。
|
あなたは今年のお正月に、お年玉をあげましたか?またはもらいましたか?(複数回答)
全体 N=12,262 |
◆性年代別、「あげた」の回答 |
|
◆2010年との比較 |
|
|
|
■■自分の子へお年玉をあげた・・・3.1ポイント減少■■
■何人にあげた?
今年、お年玉をあげた人の“あげた人数”は、「(1)〜2人」が44.2%と半数近くであった。
「(3)〜4人」は29.9%、「(5)〜6人」15.5%であった。
「11人以上」という人は1.9%であった。
あげた人数の平均は3.54人で、2010年の3.55人とさほど変化はなかった。
最大は30人で2010年の28人より少し多い。
■あげた人との関係
「あげた相手」については、「甥・姪など、親戚の子」70.2%が最も多く、「自分の子」38.8%、「孫」14.2%と続いた。
子を持つ人全体のうち、自分の子にお年玉をあげた割合は36.7%であった。
2010年の39.8%よりも3.1ポイント減少した。
|
お年玉は、何人にあげましたか。(自由回答)
今年お年玉をあげた人 N=6,533 |
<あげた人数の平均と、最大値>
あげた相手は、あなたとどのような関係の人ですか?(複数回答)
今年お年玉をあげた人 N=6,533 |
◆子を持つ人が、自分の子にお年玉をあげた割合 |
【2011年】
【2010年】(昨年)
|
|
|
|
■■「お年玉出費」 減少傾向に歯止めか■■
■あげた最高金額
“1人にあげたお年玉の最高金額”を自由回答で尋ねたところ、「(5,001)〜10,000円」が34.4%と最多で、「(3,001)〜5,000円」30.2%、「(1,001)〜3,000円」18.8%、「(1)〜1,000円」8.9%と続いた。
『10,001円以上』あげた人は7.6%、最高額は300,000円であった。
<最高金額の平均値>
2011年の「最高金額の平均額」は7,894円で、2010年の7,496円よりも398円多かった。
リーマンショック前の2008年の7,979円には届かなかったが、2009年から2年連続していた減少傾向はストップした。
多少数値に違いはあるものの、価格帯の分布は2010年と2011年に大きな差はなかった。
■あげた総額(お年玉出費)
また、“今年あげた総額”については、「(10,001)〜30,000円」が38.8%で最も多く、「(5,001)〜10,000円」は22.2%、「(30,001)〜50,000円」10.8%と続いた。
『30,001円以上』あげた人は16.3%と、2010年の15.9%よりわずか0.4%であるが増加している。
最高額は600,000円であった。
<お年玉出費の平均額>
『お年玉出費』は、2009年から2年連続減少していたが、2011年は2010年よりも866円増加している。
上にも挙げた『お年玉最高金額平均』同様に、2008年の金額近くまで戻ってきている。
<1人にあげた平均額>(目安)
“お年玉出費の平均額”を“あげた人数の平均”で割った、『1人にあげた金額の平均』は5,760円で、2010年の5,499円より261円増えた。
2010年は総額の出費も、1人当たりの金額も共に減少しているという結果であったが、2011年はどちらも増加している。
総額については2008年とほぼ同じ程度であるが、1人当たりの金額は過去調査で最も高い。
(この数値はあくまで目安です)
|
今年あげたお年玉の最高金額を教えてください。(自由回答)
今年お年玉をあげた人 N=6,533 |
10,001円以上:7.6%
<1人にあげた最高額の平均と、最大値>
|
今年あげたお年玉の総額を教えてください。(自由回答)
今年お年玉をあげた人 N=6,533 |
30,001円以上:16.3%
<今年あげたお年玉総額の平均と、最大値>
|
◆1人にあげたお年玉金額の目安(総額の平均÷あげた人数の平均)
※あくまで目安です |
|
|
■■子供が成長すると、あげるお年玉額も「成長」…
5・6年生は3,000〜5,000円、中高生は5,000〜10,000円■■
■年齢によるお年玉の価格
「どの年代の人に何円あげたか」については・・・
小学3・4年生までは“1.000〜3,000円未満”と回答した人が最も多かった。
小学5・6年生は“3,000〜5,000円未満”が最も多く40.3%であった。
中学生、高校生では“5,000〜10,000円未満”が最も多く、中学生42.1%、高校生46.9%であったが、2番目に多かった価格帯は中学生は“3,000〜5,000円未満”32.5%、高校生は“10,000〜30,000円未満”31.8%となっている。
その他学生、社会人では“10,000〜30,000円未満”と回答した人が多かった。
年代が上がるにつれて、あげるお年玉の金額は多くなっている。
「10,000円以上あげた」という人は、中学生→15.2%、高校生→33.5%、その他学生→57.0%、社会人→68.6%となっており、高校卒業後は“10,000円以上”のお年玉をあげる人が半数を超えている。
『高校卒業』を、お年玉金額10,000円を超える基準にしている人が多いことが伺える。
この傾向については、昨年と大きな差は見られなかった。
|
どの年代の人に、いくらお年玉をあげましたか?(複数回答) 今年お年玉をあげた人 N=6,533 |
|
|
■■高校生までは・・・順調に上がっていくお年玉妥当額■■
■学年による「妥当な金額」
「各学年(年代)で妥当だと思われるお年玉の金額」を尋ねたところ、高校生までは年代が上がるにつれて妥当だと思うお年玉の金額も上がっている。
【未就学児】は「1,000円未満」が49.9%と半数を占め、
【小学1〜4年生】は「3,000円未満」、【小学5・6年生】【中学生】は「5,000円未満」、【高校生】は「10,000円未満」が最も多い価格帯となっている。
【その他学生】で最も多かったのは「必要ないと思う」30.9%、次いで「10,000円未満」28.5%、「30,000円未満」27.2%であった。
それぞれ3割前後となっており、意見が分散しているようである。
【社会人】では「必要ないと思う」76.2%が圧倒的に多い。
|
妥当だと思われるお年玉の金額を、それぞれ年代ごとにお選びください。(単一回答) 全体 N=12,262 |
|
|
|
●お問合せ先●
調査結果の引用について、クロス集計データ・生データ購入など、 お気軽にお問合せください。
インターワイヤード株式会社 DIMSDRIVE事務局(ディムスドライブ事務局)
TEL:03-5463-8256
mail: timely@dims.ne.jp |
|
|
調査結果に関するお問い合わせ先 |
|
|
|
|
|
|