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『東日本大震災』に関するアンケート

●秋田・山形に住む人の85%が「ガソリンの入手が困難」
●東京21区なども停電させるべき?? 「条件の範囲内で」40.2%、「近県と同じ条件で」33.5%・・・肯定派7割


インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「東日本大震災」についてアンケートを行い、震災後の品不足や計画停電下での生活状況などについてまとめました。

調査は2011年3月25日(金)〜3月28日(月)にかけて実施し、
青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県を除くDIMSDRIVEモニター9,948人から回答を得ています。

※本調査は、国による災害指定区域(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県)の方々にはアンケートの配信を行っておりません。


● 秋田・山形に住む人の85%が「ガソリンの入手が困難」
● ガソリン節約のために…。車に乗る人の4割が外出の頻度減少
● 実施している節電は「照明をこまめに消す」「暖房を控える」
● 節電された街…半数が「差し支えない」
● 計画停電・・・対象エリア内の停電実施経験率、都県によって差
● 7割が「生活時間に変化あり」…事前にスケジュール立てられず、不便
● 東京21区なども停電させるべき?? 「条件の範囲内で」40.2%、「近県と同じ条件で」33.5%・・・肯定派7割
● 計画停電、東京21区でも行った方が良い?・・・「大きな不公平感」と「都心機能ストップの不安」で意見割れる
● 夏場が不安。情報が曖昧。 不安点がまだまだ多い、今後の計画停電






■■秋田・山形に住む人の85%が「ガソリンの入手が困難」■■

■震災後、生活で“困ったこと”
東北地方太平洋沖地震が発生した2011年3月11日以降、日常生活において“困ったこと”を尋ねた。

全体(全国)で最も多かったのは「水・食料が入手しにくい」24.4%であった。
次いで「懐中電灯・ラジオ・電池が入手しにくい、入手できない」22.2%、「ガソリン・灯油が入手しにくい、入手できない」19.9%と、店頭での品不足による項目が上位を占めた。
「地震(余震)による不安・ストレス」を感じている人は19.8%と、2割弱、「配送の遅延・休止など」は10.3%と1割の人が困っていると回答した。(3月28日現在)

<東北(秋田・山形)・関東(茨城除く)の値>
東北・関東の値を見てみると、東北、関東で困った・困っている事には、違いと大小の差がありそうである。
【東北(秋田・山形)】では 「ガソリン・灯油が入手しにくい、入手できない」が圧倒的で、85.2%とかなりの人が困ったと回答した。
【関東】では36.7%と【東北】の半分以下の値だった。
「配送の遅延・休止など」は東北では48.3%なのに対し、【関東】では11.9%となっている。
また、「自社の休業・取引先の休業など」は、【東北】の13.4%の人が困った・困っていると回答した。

一方、【関東】では 「計画停電による停電」が35.1%、「放射線による不安・ストレス」が27.4%、「電車やバスの運休など、通勤・通学に支障をきたしている」が24.4%となっており、【東北】よりも値が高い。

震災の日(3月11日)〜現在までで、生活で困っている(困った)事は何ですか。(複数回答)
全体 N=9,948


◆東北地方(秋田・山形)、関東地方(茨城除く)で困っている事 TOP10




■■ガソリン節約のために…。車に乗る人の4割が外出の頻度減少■■

■水・食料・日用品の入手方法
前問で「水・食料・日用品を入手しにくい」と回答した人に、“手に入りにくい物の入手方法”を尋ねた。
最も多かったのは「売っている店を探し回る」46.3%であった。
「代用品を購入」した人は19.5%、「インターネットで購入」した人は15.6%、「(実家や友人などに)送ってもらった」人は14.0%であった。
2割の人は、「まだ、入手できていない」ようである。

■ガソリン・灯油の入手方法
前問で「ガソリン・灯油を入手しにくい」と回答した人の入手方法については、 「売っているスタンドを探し回る」36.9%が最も多かったが、「長時間、ガソリンスタンドに並ぶ」と、並んだ人も34.9%と多い。
「まだ、入手できていない」人は29.1%と3割近くに上る。

■車のガソリンを、節約するために・・・
車に乗っている人の80.3%がガソリンを節約している事が分かった。
入手に困っている人が多いだけに、節約している人も多い。

節約方法で最も多かったのは「外出を控えている」43.5%で、外出の頻度が減っている人が4割・・・という結果である。
次いで「短い距離では車に乗らない」39.0%、「徒歩での移動を心がけている」28.2%と続いた。

入手しにくい物は、どのようにして手に入れていますか。(いましたか)(複数回答)
水・食料・日用品を入手しにくい、と回答した人 N=2,837
ガソリン・灯油は、どのようにして手に入れていますか。(いましたか)(複数回答)
ガソリン・灯油を入手しにくい、と回答した人 N=1,978
車のガソリンの節約、ガソリンを使わない為に、行っている事があれば教えてください。(複数回答)
車に乗っている人 N=7,497


ガソリンを節約している…80.3%


■■実施している節電は「照明をこまめに消す」「暖房を控える」■■

■家庭での節電方法
震災後の、家庭での節電状況について尋ねた。

【全国】 「照明をこまめに消す」74.8%が最も多かった。
次いで「暖房の使用を控える/設定温度を下げる/使用しない」56.7%、「使っていない家電の電源プラグを抜いておく」36.1%、「テレビの使用を控える/点けっぱなしにしない」33.3%となっている。

【計画停電対象都道府県:東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・山梨・静岡】
上位4つについては、【全国】と同じ順位だったが、1つ1つの項目の値が【全国】の値よりも1割ほど高い。 「照明をこまめに消す」83.0%、「暖房の使用を控える/設定温度を下げる/使用しない」69.0%、「使っていない家電の電源プラグを抜いておく」43.7%となっている。
「テレビの使用を控える/点けっぱなしにしない」に関しては、36.7%と、【全国】の33.3%とあまり差が無かった。

「節電はしていない」は僅か4.3%で、95%以上の人が、震災後、節電をしている事が分かった。

震災後、日常生活で「節電」をしていますか。どのような方法で節電をしていますか。(複数回答)
全体 N=9,948


■■節電された街…半数が「差し支えない」■■

■節電された街並み、不便?
家庭のみでなく、店や施設、企業でも節電が行われ、ネオンや照明、BGM、暖房などが控えられている。そんな『節電された街』について・・・

『節電された街』について、半数近くの47.8%が「不便・不都合だと感じる事もあるが、差し支えない」と回答。 また28.6%が「全く不便・不都合だと感じていない」と回答。
多くの人は、暖房や照明が控えられていても問題は無い、と感じている事が伺える。
(さみしさなどは感じているかも知れませんが・・・)

ネオンや照明、BGM、暖房などが節約された、『節電された街』について、あなたはどのように感じていますか。(単一回答)
計画停電対象都道府県在住者(東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・山梨・静岡) N=4,914



■■計画停電・・・対象エリア内の停電実施経験率、都県によって差■■

1都7県(東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・山梨・静岡)に、計画停電について尋ねた。
※あくまでアンケートに回答した人についてのデータであり、実際の実施率とは異なります。
ご了承ください。


■停電のエリアと実施状況
自宅が対象エリアかどうか、また、停電が実施された事があるかを尋ねた。
全体では、67.3%の人が停電対象エリアに住んでいると回答し、41.7%が停電が実施された事があると回答した。
対象エリアに住む人の、“停電が実施された経験”がある人は62.0%となっており、 1都7県全体では4割が、対象エリア内では6割が、停電を経験しているという結果であった。

<都・県別:対象になっている割合>
都・県別で、 「対象エリアである」と回答した割合が9割を超えたのは【埼玉県】、【栃木県】、【群馬県】、【23区以外の東京都】、【千葉県】である。
【神奈川県】は77.8%、【荒川区・足立区】は50.5%であった。


<都・県別:対象エリア内、停電経験率>
対象エリアに住む人の“停電経験率”は、都・県によって差が出ている。
対象エリア内での実際の停電経験率が最も高いのは【静岡県】97.1%、次いで【群馬県】93.7%、【栃木県】88.0%と続いた。
【神奈川県】では6割程度、【23区以外の東京都】、【千葉県】、【荒川区・足立区】では5割台となっている。

あなたのご自宅は、「計画停電」の対象になっていますか。 (単一回答)
計画停電対象都道府県(1都7県)在住者 N=4,914


◆計画停電対象都道府県・エリア別



■■7割が「生活時間に変化あり」…事前にスケジュール立てられず、不便■■

■計画停電による、生活時間の変化
対象エリアに住んでいる人の“計画停電による生活時間の変化”について、 「特に変化は無い」と回答した人は29.5%と3割弱であった。

対象エリアに住む人の7割が、『生活時間・スケジュールに変化が出た』事が分かった。
どんな変化があったかについては、「夕食の時間帯」30.9%、「家事をする時間帯」30.6%、「入浴の時間帯」26.8%、「就寝時間」24.4%と続いた。
「出勤時間」「帰宅時間」が変わった人も、1割以上となっている。

「その他」の自由回答では、 「生活リズムが崩れた」・「日によってスケジュールを変えなければならなくなった」・「計画が立てられない」などが多く挙げられた。

■計画停電で困っている事
“計画停電によって困っている事”については・・・ 最も多かったのは「直前にならないと停電の有無が分からない」44.0%であった。
前問では生活時間が変わった人も多く、「予定が立てられない」という回答もあったことを踏まえると、『事前にスケジュールを決められない事が不便・ストレス』となっている人が多い事が伺える。
以下、「お店が閉まってしまう」38.8%、「部屋が寒い(暖房を使う事ができない)」34.5%、「電車・バスの運休/ダイヤ乱れ」31.6%と続いた。

上位4つは『不便さ』による項目だが、
5番目に多かったのは「停電中はする事が無い/暇を持て余す」24.7%であった。
「その他」の自由回答では、 「停電中はTVがつけられないので緊急情報を得ることができない。」・「信号機の停電等で危ない」・「会社の業務困難で売上高大幅減」などの回答が挙げられた。

ご家庭・ご家族の生活時間・生活スケジュールについて、計画停電によって変わった事はありますか。(複数回答)
「計画停電の対象になっている」回答者(実際の停電有無は関わらず) N=3,309


生活時間に変化があった・・・70.5%

「その他」の自由回答より抜粋
◆多かった回答
生活リズムが崩れた
日によってスケジュールを変えなければならなくなった
計画が立てられない

◆その他
外出が少なくなった
外食が多くなった
献立がマンネリしてきた
食事の回数が減った
食事をぬくことが多くなった。
帰宅できない日がある
夜行性になった
停電すると断水になるので、常に水を溜めるようになった
氷・保冷剤製作が毎日発生 密度の高いスケジュールを作らなくなった
規則的な生活が送れない
節電・節水にかこつけて家事をさぼってます
ビデオデッキが初期設定になってしまう 家族の節電に対する意識が変わった(よくなった)
・・・など

現在、計画停電によって困っている事はありますか。(複数回答)
「計画停電の対象になっている」回答者(実際の停電有無は関わらず) N=3,309


「その他」の自由回答より抜粋
◆システム停止などによる不安
その時に今度のような地震があると怖い
停電中はTVがつけられないので緊急情報を得ることができない。(沿岸部なので困っている。)
停電中は防犯設備が使用出来ないため不安
病院が閉まってしまうので、困る
訪問入浴の日時変更、階段昇降機が使えない等

◆住居について
高層階まで上るのは大変
玄関のスマートキーが使えない
集合住宅で、部屋は第5グループ、水道ポンプ、電話・ネット、エレベーターは第2グループになっており、不便この上ない。

◆交通・街について
信号機の停電等で危ない
車の運転が怖い
街が死んでいる、日本経済がダメになる

◆会社・仕事について
会社の業務困難で売上高大幅減 仕事の冷凍商品の売り物がだめになる。
客先が停電になって連絡が取れない
仕事がなくなった



■■東京21区なども停電させるべき??
    「条件の範囲内で」40.2%、「近県と同じ条件で」33.5%・・・肯定派7割■■


■対象外のエリアも、停電すべき?
3/25現在、停電の対象になっていない東京21区(荒川区・足立区除く)などでも計画停電を実施するべきかどうかを尋ねた。

1都7県の全体では、33.5%が「近県と同じ条件で、計画停電を実施すべきだと思う」と回答。
また、40.2%が「条件の範囲内で、ある程度計画停電を実施した方が良いと思う・実施エリアを増やした方が良いと思う」と回答した。
73.7%が対象外エリアの計画停電実施に肯定的であるが、「条件」を考慮している人も多い。
「実施しない方が良いと思う」と回答した人は13.1%である。

<停電経験別>
実際に停電を経験した・していない・・・では意識に違いは出るのだろうか。
【停電経験者】→【対象エリア在住:経験無】→【エリア対象外】の順に、肯定派が減って行き、否定派が増えている。

ただ、「条件の範囲内で」という人の割合はあまり差が無い。
「近県と同じ条件で」と考える人の割合は大きく違っており、【停電経験者】では46.7%と半数近くに上る。
また、このエリアでは『否定派』は7.6%と僅かである。

停電の経験有無によって、『エリア外地域の停電のあり方についての意識』が違っている事が伺える。

<都県・エリア別>
実施に対して『肯定派(同じ条件でするべき+条件の範囲内で)』が最も多かったのは 【23区以外の東京都】で83.7%、次いで【埼玉県】82.8%、【群馬県】82.4%と続いた。
「近県と同じ条件」を望んでいる人の割合は【栃木県】53.9%が最も多く、【群馬県】49.5%、【埼玉県】43.2%と続く。
【23区以外の東京都】・【荒川区・足立区】については、「条件の範囲で」と回答した人の方が多かった。

現在対象になっていない【東京21区】でも、59.0%と6割が肯定派。
ただ、「条件の範囲で」という人が多い。 都心部の停電については諸々懸念されている事も多いからか、21区を含め、【東京都内在住者】は「条件の範囲で」という割合が4割を超えている。

【東京21区】で「実施しない方が良い」という『否定派』は23.9%となっており、静岡を除く他のエリアの2倍以上となっている。"

東京23区など、被災地以外で停電対象になっていないエリアも、計画停電を実施するべきだと思いますか。(単一回答)
計画停電対象都道府県(1都7県)在住者 N=4,914


実施すべき・実施した方が良い・・・73.7%

※荒川区・足立区など、計画停電が行われている区もある旨、
アンケート画面上で説明文を記載しています。

◆計画停電対象・停電経験別
◆計画停電対象都県・エリア別



■■計画停電、東京21区でも行った方が良い?
   ・・・「大きな不公平感」と「都心機能ストップの不安」で意見割れる■■


■停電にすべきかどうか、意見は様々
計画停電を実施すべきかどうかの回答について、その理由は様々であった。
エリアや前問の回答によって意見が綺麗に分かれるという事は無く、どのエリアに住んでいる人でも、まんべんなく意見が集まっている。

ただし、やはりエリアや停電経験によって、意見の強さや、切実さ、回答内容の割合などは違っている。

★不平等、不公平を感じる人多数
区割りに「不平等・不公平」さを感じている人がかなり多かった。
特に“不公平”という言葉については、理由を記入した人の4人に1人が使用している。
停電経験のある人だけでなく、対象外エリアの人でも不公平さは感じているようで、どの地域に住んでいる人でも回答が多かった。

★23区を停電にすることへの懸念・不安も
都心部を停電にする事については、首都機能の停止・経済機能の停止・人口の多さによるトラブルなど、懸念や不安を感じている人も多かった。
計画停電を実施すべき・しなくてもよい、どちらの立場の人も、不安の程度の違いはあるが、回答が多く見られた。

★3時間という長さについて
1回3時間、地域とタイミングによっては1日6時間という負担については、 負担が大き過ぎる、電力を多く消費する都内でもある程度負担をしてほしい、という声が多かった。
都内で停電を実施する事で、負担の均一化を図ってほしいという声も多い。

★住宅地と工場・企業について
21区の停電について、「住宅地のみ実施」という意見がかなり多かった。
企業や工場の稼働をストップする事で、経済が止まってしまう事を懸念している人が多い。
同様に、近県で現在停電になっている地域についても、「工場・企業は除外した方が良い」という意見が多い。
地域によらず、『住宅地は計画停電を実施し、工場・企業はなるべく避ける』という意見、提案が多かった。

★病院や信号などの停電について
病院や信号などの停電について触れている人では、『対象から除外するべきだ』との声がほとんどだった。

★対象エリア・対象外エリアでの意見の「差」
対象エリアでも「21区などは停電させるべきではない」という人もいるし、21区に住む人も「申し訳ないので停電してほしい」という人も多い。
ただやはり、実際に停電を経験した人は不公平感をより強く感じており、生活がままならない事に悩んでいる人が多い。
実体験に基づく感想を述べているケースが目立つ。
対象エリアで停電の経験が無い人・対象外エリアの人では、“意見・提案”といった論調の方が多かった。
不公平、不平等以外の回答は、下記の抜粋をご覧ください。
上記のようにお答えになったのはなぜですか。(自由回答)
計画停電対象都道府県(1都7県)在住者 N=4,914
回答は2011年3月25日〜28日

◆近県と同じ条件で実施すべき・・・
【停電経験者】
・ 23区をすることで大きな効果があがるので。(埼玉県)
・ 23区が一番電気を使っている。(群馬県)
・ 除外理由が明らかでなく、不公平に感じる(神奈川県)
・ やるなら平等。このような差別的な事をやっていると、計画停電は続かない。(東京都)
・ ライフラインなので、例外を認めるべきでない。(東京都)
・ みんな同じ経験をしないと電気のありがたみが分からないと思う(埼玉県)
・ 均一にしたら1世帯あたりの負担はもっと減る。このままではまったく仕事ができない。(神奈川県)
・ 3時間は長すぎて、被災地ではないが日常生活に大きな支障が出て、2次災害で困る人が増えている。 もっと短時間にして、規模を増やすべきだと思う。(千葉県)
・ 23区だけで、日本の経済が動いているわけではないと思います。停電すると復旧に時間がかかるシステム等あるかもしれませんが、そこは危機管理の問題ではないか、と。 首都が壊滅するわけでもなし、危機管理や働き方を考え直すべきなのではないでしょうか?(東京都)

【東京都:対象外エリア在住者】
・ なるべく多い地域で実施したほうが、一度にかかる負担が減ると思うから。
・ 夏場が大変な電力不足になると今から言われているので、
   一部だけではなく均等に計画停電をすべきかと思います。
・ 21区が入っていないことで批判があるから
・ 自分たちだけ不便せず暮らせることが申し訳ないので
・ 個人的に計画停電から外してほしいなどとは言っていないのに、不公平だといわれるから
・ 正直、23区に住んでいるだけで文句を言われることも多く辛いし、
   少しでも他の人との辛さを分け合いたい。
・ 住んでいるところで分けるのは、ある種差別的なことだと思う

◆条件のもと実施、エリアを増やすべき・・・
・ ビジネス街でも早朝・深夜なら対応可能だと思う(千葉県)
・ 大規模停電になるよりましだから(東京都)
・ 一回3時間は長過ぎるので、もう少し短時間にするには広範囲の地域が負担すべきと思う。(神奈川県)
・ 計画停電地域内の、救急病院等の命に関わる施設に電気を供給すべきだと思うから(東京都)
・ 今のままではあまりにも不公平感が大きく、不満による犯罪の発生など、新たな不安材料が生まれる。(東京都)
・ なるべく多くの人で節約に関わった方がよいと思うから。(神奈川県)
・ 何が理由で停電の対象なのか、対象外なのかよく分かりません。理由によっては対象外の範囲があっても仕方ないとは思います。(埼玉県)
・ 駅の構内など、最近は長いエスカレーターがあり、大きな荷物や、老人が階段を上っているのは気の毒だ。(神奈川県)
・ 経済活動を考慮すればある程度の対象外区域はあっても良いと思う。(千葉県)
・ 災害を受けている方々のサポートにつながると思う。(東京都)
・ 住宅地域に関しては差別する必要はない(東京都)

◆現在対象になっていないエリアは実施しない方が良い・・・
【対象外エリア在住者・対象エリア在住 停電経験ナシの方】
・ 常に停電にならない地区があるのは安心(東京都)
・ 自分の地域なので(東京都)
・ 各自で節電すれば良いと思うから(東京都)
・ 企業の本社などが集中していたり、電車の運行本数が多いなど、経済活動への影響が大きいから。(千葉県)
・ 経済の低迷をまねき、復興のスピードが遅くなる。(東京都)

【停電経験者】 
・ 23区内に通勤しているので、自宅と通勤先と両方が停電ではさらに不便になりそうだから。(千葉県)
・ 公共交通機関をできるだけ乱して欲しくない。(静岡県) ・ 震災対応の復興拠点なので。(栃木県)
・ 停電地域を増やすことは、不安感を与えることになるので節電に心がけ、停電対象地域を減らす努力が必要(千葉県)
・ 必ず電気が必要な病院が多くあり又交通量が多い為停電で信号が止まると交通事故がおおくなる(神奈川県)



■■夏場が不安。情報が曖昧。 不安点がまだまだ多い、今後の計画停電■■

4月7日現在、計画停電は4月で終了する事が検討されているが、3月28日時点で思う、「今後の計画停電」について、疑問点や不安を挙げて貰った。

★詳細な情報を!
多く挙げられたのが、「大雑把」、「曖昧」、「直前の変更」、「はっきりしない」など、情報提供の曖昧さ、不足、変更によるものであった。
どのグループに属しているかが未だに分からない、という人も多く、ホームページを見る事ができない環境の人は困っているようである。
グループの中で停電したりしなかったり・・・という事で、情報を信用して良いのかどうか、迷いも見られる。

また、「直前の変更は困る」という回答が非常に多かった。
やらないでほしい、という人ももちろん多いが、「やるならやるで、告知通りにやってほしい」という声が多い。

★夏場の心配
昨年の猛暑もあり、夏場の電力を心配する声が非常に多かった。
高温で飼えないペット、高齢者、乳児などが居る家庭では深刻な不安になっている。
また、計画停電を行っても電力が不足するのではないか、との懸念も。
また、夏場に放射能の影響で窓が開けられない場合・・・などの不安もあった。

★病院や信号など、緊急や治安などへの不安
医療機関は除外してほしい、という声が多かった。同様に、緊急の施設や、介護施設など、人命が関わる施設などは解除してほしいとの声が多い。
信号や街灯が消える事での「治安面」を不安に思う人も多い。
子供の通学を含め、夜間に真っ暗になるのを避けてほしい、公共の物だけ、解除してほしい、という声が多い。

★いつまで続くのか・・・・
「いつまで続くのか」「見通しが立たない」という、先行きが見えない不安を挙げる人もかなり多い。
「今後の見通しを発表してほしい」などの意見が出ている。

★経済面での不安
回答者本人の仕事、失業に対する不安も多い。また、日本経済が低迷する事への不安も多く挙げられている。 前問で「工場や企業は除外すべき」という意見も多かった事から、工場や企業は外してほしい旨、伺う事ができる。
分からない事、現在既に困っている事、将来の見通し・・・・かなり多岐に渡って意見が挙げられた。
不明点が多く、モヤモヤした現状であることを感じる回答結果であった。
今後の計画停電について、疑問や不安に思う事があれば、ご記入ください。(自由回答)
計画停電対象都道府県(1都7県)在住者 N=4,914
回答は2011年3月25日〜28日

◆いつまで続くのか?
・ いつこういう状況が改善されるのか希望が持てない
・ どういう決め方や見通しを立てているのか知りたい。
・ とにかく疑問だらけ、きちんと詳細を発表するべき。
・ 長期化することの不安があります。
・ 1ヶ月や2ヶ月で終わればよいのですが、今の状況では、何時終わるのか、見込みがないのが不安です。

◆夏場の不安
・ このままで行ったら、夏には老人や子供に熱中症の死者が出ると思う。
・ この夏、停電がもっと大々的に実施されるようだが、
   冷房が使えず、放射能で窓は開けられずだったら、生きていけないと思う。
・ それでも電力が足りないとなったときはどうするのか。
・ ただでさえ消費電力が多い夏が心配。

◆夜の停電について
・ どこまで真っ暗な状態で生活していけるのかが不安
・ 子供が暗闇が嫌いで、パニックになるのが心配です。
・ 真っ暗になるので夜の外出が不安
・ 日没以降は実施しないでほしい。 やるんだったら詳しいことを説明してほしい。

◆きめ細かな情報を
・ HP上に掲載されていても見ることができない人は確認ができない。
  もっと多くの人に伝わるよう配慮してほしい。
・ グループ分けは結構だが、今回自分の地域は1・5グループと分かりづらくなっている。
  「○○町××丁目■は■番は△△グループ」とミクロな案内が必要。

◆公共機関は除外を
・ 乳幼児・介護の必要な人がいる家庭では3時間はきついと思います。
・ せめて信号機は停電をさけてほしい。
   渋滞のため、通勤が大変で、がゾリンの消費につながると思う
・ 治安が悪くならないよう配慮が必要。
・ 信号・救急病院などは停電を避けるべき

◆やるの?やらないの?
・ あるのかないのか直前までわからないので予定が立たない
・ きちんとやることを決めてから、きちんと実行することです。
   そうでないと、地域的な差別感とか、準備不足の問題が起こりがちになります。

◆経済・失業について
・ いつ失業するかわからない。計画停電で仕事が成り立たない
・ このままでは日本経済はますます低迷、復興への道がきびしくなるばかり

◆時間短縮を

・ 1回の停電時間を1時間くらいに短縮すべき。
・ 1日に2回、停電させるのは勘弁してほしい。

◆提案事項
・ これを機会に周波数の統一、220V化等を考えるべきではないか。
・ 計画停電と平行して、太陽光発電などの推進をはかるべし
・ 工場などは、時間で割り振るのではなく、日替わり(A地域は月曜、B地域は火曜など)で
   停電にした方が、生産効率へのダメージが少ないと思う。
   但し、家庭に対しては、現状の方法が最適と考える。
・ 総量規制にしてほしい


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