● 2011年は東日本、2012年は北海道・西日本
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、
「節電」についてアンケートを行い、『昨年と今年の節電頑張り度の違い』についてまとめました。
調査は2012年7月6日(金)〜7月20日(金)にかけて実施し、
DIMSDRIVEモニター5,424人から回答を得ています。
■2011年(昨年)夏の、自宅「節電度合い」
■2012年7月の、自宅「節電度合い」(前年比較)
■2012年夏の、街中の節電度合い(7月回答時の回答者予想) |
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■■2011年は東日本、2012年は北海道・西日本■■
■2011年(昨年)夏の、自宅「節電度合い」
2011年は、3月11日に東日本大震災が起き、東京電力管内・東北電力管内で電力不足に見舞われた。
地域別にデータを見ると、
【東北】と【関東】では「無理をするほど頑張った」人が3%を超え、
関東では『頑張った(無理するほど+かなり)』人の割合が24.0%と2割を超えている。
電力不足の報道がかなりされていた事もあり、関東以西の地域でも節電を頑張っていたことがわかる。
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2011年夏の、ご自宅における「節電度合い」はどのくらいでしたか。 (単一回答)
全員 N=5,424 |
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■2012年7月の、自宅「節電度合い」(前年比較) 2012年は一転して、東京電力・東北電力以外の管内でも電力不足の予測となった。
昨年頑張った【東北】・【関東】では、『昨年の方が頑張った(かなり+やや)』と回答しているが、
北陸以西の地域では『今年の方が頑張っている(かなり+やや)』と回答した割合が高い。
【北海道】は『昨年』6.5%に対し『今年』は29.8%と、23.3pt差で『今年』の方が割合が高い。
同様に【近畿】は20.3pt差、【四国】は18.pt差、【九州・沖縄】は17.3pt差で『今年』の方が割合が高い。
東電・東北以外のエリアについては、
2012年は“原発停止があるのか?無いのか?、供給が不足するかも知れない”などと
一部で言われていた事もあり、昨年に比べて節電を頑張ったようである。
一方で、
東電・東北エリアも電力不足ではあったが、
昨年ほどの危機感を持つ人が多くなかったのかもしれない。
「昨年の状況で大丈夫だったのだから、今年も大丈夫だろう」
と思っていた人も少なくなかったのではないだろうか。
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2011年の今ごろと比較して、最近(2012年7月)の、ご自宅における「節電の度合い」はいかがですか。(単一回答)
全員 N=5,424 |
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■2012年夏の、街中の節電度合い(7月予想) 昨年、関東では節電で閉店も早く、街のライトアップや広告なども明かりを消したが、今年もそのような状況になるのだろうか。
【北海道】・【近畿】・【九州・沖縄】では『昨年より頑張ると思う』と回答した割合が高く、
【北海道】49.6%・【近畿】43.4%・【九州・沖縄】51.3%となった。
一方で昨年非常に頑張ったが今年は深刻ではない(と言われている)【関東】では、26.2%が『昨年より頑張らなくなると思う』と回答している。
※実際、関東では昨年ほど節電で街が暗くなる…という事は無かった(12月追記)
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2011年の夏と比較して、2012年の夏は、街中・施設・交通機関などにおける「節電の度合い」はどうなると思いますか。 全員 N=5,424 |
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