● ニオイを消したいTOP３は『排水口』・・・95％超
● 苦手な香り、強すぎる香り、室内にそぐわない、など、消臭芳香剤の失敗談はクサイ系
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「消臭芳香剤」についてアンケートを行い、
気になる家の中のニオイや使用している消臭芳香剤のタイプや香り、失敗談などについてまとめました。
調査は2014年5月16日〜5月30日にかけて実施し、
DIMSDRIVEモニター6,981人から回答を得ています。
● 香りを意識して使用している日用品１位は「柔軟剤・洗濯洗剤」。「消臭芳香剤」は２位。
● 鈍感だからこそ、“自分のニオイ”に気を遣う！？
● 気になる“家の中のニオイ”、自宅の「トイレ」が断トツ
● ニオイを消したいTOP３は『排水口』・・・95％超
● 家の中は無香が一番。香りをつけるなら男性は「ラベンダー」、女性は「シトラス・柑橘」。
● 消臭芳香剤の使用率は７割
● 消臭芳香剤の香りの一番人気は？・・・「無香」
● 苦手な香り、強すぎる香り、室内にそぐわない、など、消臭芳香剤の失敗談はクサイ系
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■香りを意識して使用している日用品は？
『香りを意識して使用している日用品で、最も多かったのは「柔軟剤・洗濯洗剤」39.3％、
次いで「消臭芳香剤」33.9％、「シャンプー・リンス」30.0％と続いた。
“香りを意識して日用品を利用している人”は66.6％と、６割を超えている。
＜男女別＞
男女別に見てみると、いずれの日用品でも、女性の回答の方が多く、倍以上の差がついているものも目立つ。
女性で多かった回答は「柔軟剤・洗濯洗剤」59.1％、「シャンプー・リンス」43.4％、「消臭芳香剤」41.2％、「ボディソープ」34.7％の順。
男性では、「消臭芳香剤」が最も多く28.8％、次いで「柔軟剤・洗濯洗剤」25.7％、「シャンプー・リンス」20.8％、「ボディソープ」16.3％と続いた。
男性は「とくにない」43.0％となっており、
“香りを意識して日用品を利用している”男性は57.0％、対して女性は80.6％と、その差は大きかった。
男性よりも女性のほうが、香りを意識して日用品を使用していることがわかった。
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■“ニオイ”に敏感ですか？
“ニオイ”に敏感かどうか、全員に尋ねた。
＜男女別＞
男性は、「とても敏感」10.2％、「やや敏感」33.6％で、これらを合計した『敏感』との回答は43.8％であった。
女性は、「とても敏感」21.6％、「やや敏感」43.1で、『敏感』との回答は64.7％であった。
女性は“ニオイ”に『敏感』と考えている人が６割以上で、男性に比べて20.9ポイントも多かった。
■“自分のニオイ”に気を遣っている？
＜男女別＞
男性は、「とても気を遣っている」6.4％、「まあ気を遣っている」38.5％で、
これらを合計した『気を遣っている』との回答は44.9％であった。
女性は、「とても気を遣っている」14.2％、「まあ気を遣っている」54.7％で、『気を遣っている』との回答は68.9％であった。
女性は７割近くが気を遣っている一方、男性は４割程度と、24ポイントの差があった。
＜“ニオイ”敏感or鈍感別＞
“ニオイ”に『敏感』と回答した43.8％の人を【敏感派】、『鈍感』と回答した12.9％の人を【鈍感派】とし、
“自分のニオイ”に気を遣っているかどうかを見てみると、
【敏感派】は“気を遣っている”が77.3％と８割近くが回答。
【鈍感派】は“気を遣っている”が23.4％であった。
敏感な人の方がニオイに気を遣っているという結果であるが、
ニオイに鈍感な人でも、ほぼ４人に１人は“自分のニオイ”に気を遣っている、ということがわかった。
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■気になる“家の中のニオイ”
気になる“家の中のニオイ”、気になる場所は自分の家、他の家とで違いがあるのか。
【自宅】で最も気になる場所は、「トイレ」61.4％が断トツであった。
次いで「玄関」37.9％、「キッチンの排水口」36.4％、「キッチンのゴミ箱」34.1％、「靴箱（下駄箱）」30.2％の順。
トイレ、玄関周り、キッチン周りが“自宅”で気になることが多いようだ。
上位６位以降にも、お風呂周りや排水口など、水回りの回答が続いている。
一方、【他人宅】で最も気になる場所は、
「トイレ」40.6％、「玄関」38.7％の2つがダントツだった。
トイレはその人の生活ぶりが分かると言われているし、玄関は、訪問した際まず最初に感じるニオイなので、印象深いのかもしれない。
人を招く際には「玄関」のニオイは注意したほうが良さそうである。
【自宅】で上位に挙がった水回りについては、【他人宅】での値が少な目だった。使用しない限り気にならない場所である。
【他人宅】で気になる場所、３番目に多かった「タバコ」25.7％、以降「リビング」17.6％、「ペット」17.3％は、
居住者が気づきにくい場所であると言えるかもしれない。
＜住居形態別：自宅の気になるニオイ＞
住居形態別に見るとどうか。
ほとんどの場所で、【集合住宅】の方が値が高い。
【一戸建て】の方が多かった場所は「トイレ」、「タバコ」、「ペット」、「ペットのトイレ周り」など。
とくに「ペット」関連については、【集合住宅】に比べて飼いやすい環境であるために気になるのかもしれない。
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■気になる“自宅のニオイ”、ニオイを消したい？香りをつけたい？
前問で、“自宅でニオイが気になる”と答えた場所について、
どちらかといえば【ニオイを消したい】のか、【香りをつけたい】のかを尋ねた。
全ての場所で【香りをつけたい】よりも【ニオイを消したい】の方が値が高く、
ニオイの元を絶つ“消臭”を望む人が多い。
【ニオイを消したい場所】上位３つは、「キッチンの排水口」、「洗面所の排水口」、「お風呂の排水口」。
いずれも『排水口』で、95％以上という高い値であった。
【香りをつけたい場所】上位３つは、「客室・客間」、「リビング」、「寝室の空間」の順であるが、
いずれの場所も割合は【ニオイを消したい】の方が多かった。
【ニオイを消したい場所】では上位３つすべて『排水口』、【香りをつけたい場所】では
上位３つすべて『部屋や空間』であることが共通している。
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■“家の中の香り”として、好きな香り、苦手な香りは？
消臭芳香剤の使用・不使用にかかわらず、全ての方に尋ねた。
【好きな香り】で最も多かったのは「無香」32.6％。香りがないことを望んでいる人が３割いる、ということがわかった。
実際に、“香り”として挙がったもので多い順から「シトラス・柑橘」24.5％、「ラベンダー」23.1％、「ウッド・森林」23.1％、「石けん・しゃぼん・ランドリー」22.3％であった。
【苦手な香り】で最も多かったのは「バニラ」24.8％、次いで「オリエンタル・エキゾチック」20.6％、「ローズ」18.4％、「トロピカル」18.0％の順であった。
半数近くの46.4％は【苦手な香り】は「とくにない」という回答であった。
【好きな香り】【苦手な香り】にあまり差が無い香りとして目立つのは「ローズ」（0.7pt差）で、最も好みの分かれる香りと考えられる。
＜男女別＞
＞＞＞家の中の【好きな香り】
男女ともに【好きな香り】は「無香」である。
それぞれ31.8％、33.6％と、あまり差も見られず、３割程度の人は「無香」を好んでいることがわかった。
では、具体的な香りはどうだろうか。
男性は、「ラベンダー」23.0％、「ウッド・森林」20.7％、「シトラス・柑橘」18.8％、「石けん・しゃぼん・ランドリー」15.8％の順だった。
女性は、「シトラス・柑橘」32.6％、「石けん・しゃぼん・ランドリー」31.7％、「ウッド・森林」26.6％、「ローズ」25.0％、「フローラル」24.4％の順。
男性で人気の「ラベンダー」は女性では上位には入らなかった。
女性では男性の上位に入らなかった「ローズ」・「フローラル」が24〜25％程度の人に人気であった。
＞＞＞家の中の【苦手な香り】
男性で最も回答が多かったのは、「バニラ」17.8％、「ローズ」15.6％、「オリエンタル・エキゾチック」13.6％。
女性は「バニラ」35.0％、「オリエンタル・エキゾチック」30.7％、「トロピカル」24.2％、「ローズ」22.5％であった。
男性は「とくにない」という回答が56.7％と、圧倒的に多く、
男性の半数以上は家の香りにこだわりがないことが伺える。
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■使用している消臭芳香剤のタイプ
同じ票数で「ミストタイプ」「置き型 液体タイプ」が1番多く、28.8％と、3割近い回答であった。
次いで「スプレー缶タイプ」26.4％であった。
上記３タイプについては、４人に１人は使用していることがわかった。
「消臭グッズは使用していない」・「わからない」の人を除く、消臭芳香剤の使用率は69.5％と、ほぼ７割が使用していることがわかった。
＜“ニオイ”敏感or鈍感別＞
【鈍感派】に比べ、【敏感派】は「ミストタイプ」「スプレー缶タイプ」が2倍近い結果となり、値差が大きかった。
「置き型」は「ミスト」・「スプレー」ほどの差は無いことから、
【敏感派】はミストやスプレータイプなど、気になった際にすぐ使用でき即効性の高いものが好まれているようである。
【敏感派】では「消臭グッズは使用していない」が19.2％だったが、【鈍感派】は31.1％と、３割を超えていた。
■使用している消臭芳香剤タイプ別・・・使用している理由
消臭芳香剤だけに、いずれのタイプにおいてもＴＯＰ３に「消臭効果」が含まれており、『消臭は必須』だと考えられている事が分かる。
プラスアルファとして、「好きな香りの商品がある」こと、「置きやすい/使い勝手が良い」こと、「長持ちすること」もＴＯＰ３に多く含まれている。
【置き型 液体タイプ】と【置き型 固形タイプ】は１位が「長持ちする」であって、「消臭効果」よりも上回っている。
また、【センサータイプ】と【電源プラグタイプ】は１位が「好きな香りの商品がある」であり、やはり「消臭効果」よりも上回った。
【貼るタイプ】の消臭芳香剤だけ、ＴＯＰ３に「費用対効果」「入手のしやすさ」が含まれており、特徴的であった。
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■使用している消臭芳香剤の香りは？
自宅で使用している消臭芳香剤の香りについて尋ねた。
「無香」が最も多く37.8％、次いで「ラベンダー」28.1％、「シトラス・柑橘」および
「石けん・しゃぼん・ランドリー」21.8％、「フローラル」21.1％の順であった。
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■消臭芳香剤の失敗談
消臭芳香剤の失敗談を尋ねた。回答が多い順から、
「使用してみたら苦手な香りだった」22.2％、「家の中では香りが強すぎた」19.8％、
「香りのせいで気分が悪くなった」12.2％、「消したいニオイと香りが混ざって余計に臭くなった」10.5％、
「室内にはそぐわない香りだった」9.5％と続いた。
上位５つについては、“香り”での失敗談であった。
＜その他の自由記入にあったもの＞
スプレータイプを使用して「床がつるつるになった」、「フローリングがべたついた」、「床に跡がついた」という回答が複数みられた。
また、「くしゃみと鼻水」や「鼻炎」といった回答もあった。
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●グラフ数値について●
スペースの関係上、数値が表示されていない場合もございます。
気になるデータがあればお気軽にお問合せください。
●下記データもございます。
住居形態別、築年数別、同居人数別のデータもございます。
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インターワイヤード株式会社 ＤＩＭＳＤＲＩＶＥ事務局（ディムスドライブ事務局）
ＴＥＬ：03-5764-3281
mail： timely@dims.ne.jp |
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香りを意識して使用している日用品１位は「柔軟剤・洗濯洗剤」。「消臭芳香剤」は２位。