●ひとり暮らし世帯の5割超が“レトルトカレー”が月1以上で登場
●お気に入りのレトルトカレーは? ハウス食品の『カリー屋カレー』
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「レトルトカレー」についてアンケートを行い、
お気に入りの銘柄、選ぶ際の重視点、温めの方法などについてまとめました。
調査は2014年9月19日〜10月3日にかけて実施し、
● “レトルトカレー”の登場頻度が月1回以上・・・ひとり暮らし世帯で5割超
● 最もよく食べられているレトルトカレーは? ハウス食品の『カリー屋カレー』
● 『カリー屋カレー』の人気強し!お気に入りのカレーでも1位。
● 簡単便利、手間いらずでさっと食べられる・・・レトルトカレーが重宝される理由
● 湯せん派が圧倒的!・・・70.6%が「湯せん派」であると回答
● レトルトカレーで食事を済ませることは『良いと思う』 7割が好意的
● 「副菜を充実」・「トッピングでアレンジ」・・・“手をかけた感”を演出
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■レトルトカレーを食べる頻度
“レトルトカレー”を食べる頻度を尋ねた。
全体では『月1回以上』食べる人が38.9%と4割弱であった。
<男女別>
男女別で見てみると、男性で『月1回以上』食べる人の割合は44.7%と4割を超えており、対して女性は32.6%で、3割強であった。
男女では12%ほどの差で男性が多いことが分かった。
<同居人数別>
ひとり暮らしでは、『月1回以上』食べる人の割合が52.7%と5割を超えており、2人以上世帯の37.4%よりも15.3%も多い。
ひとり暮らし世帯の方が“レトルトカレー”の登場頻度は高いようである。
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■喫食経験のある“レトルトカレー”ランキング
最もよく食べられているレトルトカレーは
『カリー屋カレー(ハウス)』、次いで『ボンカレーゴールド(大塚食品)』、『ククレカレー(ハウス)』、『銀座カリー(明治)』と続いた。
特に、上位2つの商品、『カリー屋カレー』は63.1%、『ボンカレーゴールド』は50%と、
いずれも2人に1人以上が食べたことがあると回答している。
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■最もお気に入りの“レトルトカレー”は?
最もお気に入りのレトルトカレーについて、
【全体】の第1位は「カリー屋カレー(ハウス)30.2%、次いで「銀座カリー(明治)」20.0%(1,301票)、
「ボンカレーゴールド(大塚食品)」20.0%(1,300票)と続いた。
“食べたことのあるランキング”でも1位だった「カリー屋カレー」はお気に入りでも1位と、
食べた人の満足度が伺える結果であった。
第2位の「銀座カリー」と第3位の「ボンカレーゴールド」は、1票差と僅差であった。
「ボンカレー」は“食べたことのあるランキング”で2位であり、安定の人気があることがわかった。
<男女別>
男女で比較してみても、ランキングの上下はあるものの、TOP10の銘柄はほぼ同じであった。
男性7位の「ジャワカレー」6.6%は、女性にはランクインしていない唯一の銘柄であった。
対して、女性10位の「スパイスリゾート」3.6%も、男性TOP10にはランクインしていない。
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■レトルトカレーを食べる理由は?
レトルトカレーを食べる理由を尋ねた。
「簡単・便利だから」が64.9%と断トツであった。「調理の手間がかからないから」44.2%、
「食べたいときにすぐ食べられるから」41.0%、と続いた。
ここまでは4割を超えている。
レトルトカレーは、手間いらずでさっと食べられる便利な食品であり、重宝されていることが伺える結果であった。
■購入時重視点
レトルトカレーを選ぶ際の重視点を尋ねた。
<男女別>
男女とも、重視点の順位にはほとんど変わりがなかった。
「価格」については、男女とも半数の人が重視している。
「辛さの度合い」は男性は4割、女性は5割と、女性の方が意識していることが分かった。
「カレーの種類」については、女性36.4%、男性27.1%と、こちらも女性の方が意識が高い。
これ以外でも、女性の方が値が高いものが多く、購入時のこだわりは女性の方がはっきりしている。
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■レトルトカレーの温め方
レトルトカレーの温め方について、“何派”が多いのか尋ねた。
「湯せん派」70.6%、「電子レンジでチン派」28.2%、「その他」1.2%という結果であった。
<男女別>
男女別に見てみると、男女とも「湯せん派」が多い。女性は「電子レンジでチン派」が3割を超えている。
<年代別>
年代別でみると、「湯せん派」の値は“山型”になっており、若年層と高齢層は6割台、中年代が7割台となっている。
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■レトルトカレーで食事を済ませるということについて
レトルトカレーで食事を済ませることへの“罪悪感”のようなものはあるのか・・・
全体では「とても良いと思う」8.2%、「まあ良いと思う」65.6%、「あまり良くないと思う」22.5%、「良くないと思う」3.7%であった。
『良い』という回答が73.8%と7割超と、全体的に抵抗感は少なそうだが、26.2%は『良くない』と回答している。
<同居人数別>
同居者がいることによって、抵抗感に違いはあるかを見てみると、
【ひとり暮らし】では「とても良い」12.4%、「まあ良い」65.3%、「あまり良くない」18.5%、「良くない」3.8%であった。
【2人以上】では「とても良い」7.4%、「まあ良い」65.6%、「あまり良くない」23.3%、「良くない」3.7%。
【ひとり暮らし】の「とても良い」の割合は1割を超えており、逆に【2人以上】では7.4%と1割に満たない。
【ひとり暮らし】の「あまり良くない」の割合は18.5%と2割に満たず、【2人以上】では23.3%と2割超であった。
“罪悪感”というほどの負い目はないものの、
【2人以上】のほうがやや『良くない』の値が高いことから、ひとりなら抵抗が少ない、と言えそうである。
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■『良くない』と思う理由は?
レトルトカレーで食事を済ませることへの“罪悪感”を感じている理由は何か。
「野菜が足りないなど、栄養が偏っていると思うから」が断トツで多く54.9%であった。
野菜不足や栄養の偏りを懸念する声が半数を超えた。
次いで、「手抜き感があると思うから」31.8%、「保存料などが気になるから」27.6%と続いた。
「手作りのほうがおいしいから」16.3%、「手料理ではないから」13.4%、
「家事をさぼっているようだから」11.4%、「手作りよりも割高だから」10.8%と、
手作りしていないことからの“罪悪感”を感じているという回答が1割程度集まっている。
■"罪悪感"を軽減するには?
「カレー以外の副菜などを充実させる」49.3%が最も多く、5割程度。
次いで「トッピングを足すなどアレンジする」31.3%、「鍋に移して手を加えてみる」11.9%、
「素敵なお皿に盛りつける」10.6%であった。
簡単便利なレトルトカレーを利用したことで生まれる罪悪感を軽減するために、副菜を作ったり、トッピングしたりと、
様々な方法で“手を掛けた”感を演出するのが効果的なようだ。
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