●爪で「×」・・・蚊に刺された箇所に爪で痕をつける人は26.8%
●不要?徹底的に? 自治体に求める「デング熱対策」
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「蚊除け」についてアンケートを行い、日頃の蚊除け対策、蚊に刺されたときの対処、蚊に関するエピソード等についてまとめました。
調査は2015年5月7日〜5月22日にかけて実施し、
DIMSDRIVEモニター6,003人から回答を得ています。
● 女性の半数以上、53.5%が「蚊に刺されやすい」
● 「汗をかいたとき」「お酒を飲んだ後」・・・蚊に刺されやすくなる時とは?
● 指を刺されると痒い! 蚊に刺されて最も痒いのは「足の指」「手の指」
● 爪で「×」・・・蚊に刺された箇所に爪で痕をつける人は26.8%
● 小さい子供の外出時は必須!? 1〜3歳男児を持つ親の42.6%が、「蚊の時期は 常に対策」
● 自宅の蚊よけ対策は、「蚊取り線香」と「液体蚊取り器」
● 身に着けるだけで便利。 子供への蚊よけ対策は、「虫よけシール」や「虫よけ リストバンド」も人気
● 100か所以上刺された人も!蚊にまつわるエピソード
● 不要?徹底的に? 自治体に求める「デング熱対策」
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■女性の方が蚊に刺されやすい?
“蚊に刺されやすいか否か”を尋ねたところ、「かなり刺されやすい方だ」21.9%、 「やや刺されやすい方だ」26.7%で、『刺されやすい』という人は48.6%である。
「ふつうだ」という人が4割で40.8%、『刺されにくい・全く刺されない』という人は 10.6%と少ない。
半数近くが、『自分は刺されやすい』と回答した。
◆男女別
『刺されやすい(かなり+やや)』と回答した割合は、【男性】45.4%・【女性】53.5% である。
【女性】は男性よりも刺されやすいと感じている割合が高く、半数を超えている。
一方で、【女性】は『刺されにくい・全く刺されない』の割合も、男性よりもやや高い。
男性の方が体温が高く刺されやすい、とも言われているが、
女性は刺されやすさを男性よりも意識・自覚している。
女性は“自分が刺されやすいかどうか”を、男性に比べて意識する・考える人が多いのではとも 思われる。
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■蚊に刺されやすくなるシチュエーション
“普段よりも蚊に刺されやすくなるとき”について尋ねた。
ダントツで多かったのは「汗をかいているとき・汗で肌がべたついているとき」49.3%で、“汗”が蚊を引き寄せると感じている人が多い。
次いで「お酒を飲んだ後」26.9%、「就寝中」23.0%、「体温が高いとき」22.5%と続いた。
「特に無い」という人は23.3%で、残り76.7%は『蚊に刺されやすくなるときがある』と 回答している。
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“これまでに蚊に刺された中で、最も「痒い!」と思った身体の部分”は、
「足の指」17.3%、「手の指」15.8%と続き、『指』が上位を占めた。
以下、「二の腕」11.0%、「足の裏」8.5%、「手の甲」5.6%と続き、『手先・足先』は 刺されると痒いようである。
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■痒さへの対処
では、痒くなったらどうしているのか?
“蚊に刺されて痒さを感じたときの対処方法”については、「塗り薬を塗る」58.6%、 「掻く」58.5%の2つが圧倒的である。
『×印』など、「爪で痕をつける」人は26.8%と4人に1人は刺された箇所に 爪で痕をつけている。
上記以外の対策では「冷やす」10.1%が最も多かった。
◆男女別
ほとんどの対処法で女性の方が多く回答されている。
ちなみに「爪で痕をつける」割合は、【男性】22.1%に対し、【女性】は33.7%と 3割を超えた。
【男性】は「我慢する(何もしない)」人の割合が【女性】よりも高く、【男性】8.5%、 【女性】2.9%である。
男性は女性よりも我慢強い…のかも知れないし、痒みを感じにくいのかも知れない。
■おすすめの痒み対策
自由回答でお薦めの痒み対策を尋ねたところ、「叩く」という回答が多かった。 また、「塩を塗る」という人も目立った。
掻く人も多いが、爪で痕をつける人や叩く人も多く、掻かずに何とか紛らわそうと している様子がうかがえる。
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■「自宅」の蚊よけ対策
蚊に刺されないように、対策はしていますか。と尋ねた。
<自宅の対策>
「蚊のいる時期は常に対策している」という、常日頃対策を施している人は32.3%と3割。
「気になったときだけ」は42.1%である。
自宅の蚊よけ対策をしている人は74.4%と多い。
<蚊に刺されやすさ度別>
蚊に刺されやすいと感じている人ほど自宅で蚊よけ対策をしており、【かなり刺されやすい】 人は5割以上が「蚊の時期は常に」対策している。
<自分自身の外出時>
「蚊のいる時期は常に対策している」という、常日頃対策を施している人は12.5%であり、 <自宅>よりも低い値。
しかし、「気になったときだけ」は40.7%で<自宅>とあまり変わらない値である。
『自宅は常に対策しているが、自分自身は気になったときしかしない』という人も 多そうである。
<男女別>
男性よりも女性の方が対策率が高く、
『対策をしている』割合は【男性】44.6%に対し、【女性】は66.2%と20pt以上高い。
<小学生以下の子供の外出時>
小学生以下の子供がいる人に、“子供の外出時の対策有無”を尋ねた。
【0歳】は男女ともにやや対策している人の割合が低く、6割前後である。
「蚊のいる時期は常に」の値は、男児・女児共に【1〜3歳】が最も高く、【1〜3歳男児】42.6%、【1〜3歳女児】38.0%である。
【1歳〜小学校入学前】までは、女児よりも男児の方が「蚊のいる時期は常に」の値が 高かった。
小さい男の子は外で遊ぶ機会が多い為かも知れない。
一方、【小学生】では女児の方が「常に」の値が高い。
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■自宅の蚊よけ対策(方法)
「蚊取り線香をたく」41.5%と「液体蚊取り器(要電源)を使う」40.9%が圧倒的で、 蚊取り線香と液体蚊取り器が主力対策であることがうかがえる。
以下、「殺虫剤を散布する」22.2%、「肌用の虫よけスプレーを使う」19.6%、 「液体蚊取り器(プッシュ式)を使う」19.1%と続き、そのあとに「窓を閉め切る・ 極力開けない」18.5%と続いた。
何かしらの薬剤(またはそれに近い物)を利用して蚊よけ対策をしている人が多いようである。
「蚊帳を吊る」に関しては、1.3%と利用者は少なかった。
◆年代別
「蚊取り線香」、「マット式蚊取り器」、「殺虫剤」は年代が上がるほど使用されている。
「蚊取り線香」については最も低い【30代】では35.4%だったが、最も高い【70代以上】では57.2%、『蚊取り線香使用率』は半数を超えている。
一方、「肌用の虫よけスプレー」、「アロマ・ハーブなどのスプレー」については、 【30代】の値が最も高く、年代が上がるほど使用率が低くなっている。
【30代】では24.2%が蚊よけ対策として「肌用の虫よけスプレー」を使っている事がわかった。
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■自分が外出する際の蚊よけ対策(方法)
「虫よけスプレーを使う」75.5%が圧倒的である。
次いで「長袖・長ズボン等を着用する」27.3%、「携帯用虫よけ器」を使う7.8%、 「肌をサラサラに保つ・汗をこまめにふき取る」は7.7%と続いた。
女性は男性に比べて「長袖・長ズボン等を着用する」の値が10pt近く高く、
一方、男性は女性に比べて「携帯用虫よけ器を使う」の値がやや高かった。
■子供が外出する際の蚊よけ対策(方法)
外出時に、“小学生以下の子供”に対して行う蚊よけ対策については、
「虫よけスプレーを使う」80.3%が圧倒的、以下、「虫よけシールを貼る」24.8%、「虫よけリストバンド・リングを つける」17.1%と続いた。
自分(大人)への対策とは違い、「長袖・長ズボン」、「あせをこまめにふき取る」については大人への対策よりも値が低く、「虫よけシール」「虫よけリストバンド・リング」の使用率が 高い。
子供たちには、身に着けるだけでよい、“グッズ”に頼っている事がうかがえる。
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蚊にまつわるエピソードや思い出を自由回答で尋ねた。
多かったのは、『一度に○箇所以上刺された』、『寝るときのプ〜ンという音がイライラ する』、『蚊帳の思い出』、『子供の頃に刺された思い出』等。
女性では『夫・彼・好きな人の前でたくさん刺されて恥ずかしかった』という回答も目立った。
中には“そんな事が起こるのか”と、びっくりするようなエピソードもあった。
長文でエピソードを記入された回答者が多く、それだけ蚊には厄介な思いをさせられており、
また、とても身近な存在である事がうかがえる。
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●グラフ数値について●
スペースの関係上、数値が表示されていない場合もございます。
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●下記データもございます。
地域別、蚊に刺されやすい度別など
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インターワイヤード株式会社 DIMSDRIVE事務局(ディムスドライブ事務局)
mail: timely@dims.ne.jp |
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