●2016年のバレンタイン、女性の半数が「あげる予定」、しかし男性の69.2%が「もらう見込みなし」
●本命と自分にはいいチョコを用意・・・3,000円以上のチョコを購入する人も
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、 「バレンタイン」についてアンケートを行い、
2016年のバレンタインにあげる予定の有無、チョコレートの価格、日曜日のバレンタイン・・・等についてまとめました。
調査は2016年1月8日〜1月18日にかけて実施し、 DIMSDRIVEモニター4,148人から回答を得ています。
● 2016年のバレンタイン、女性の半数が「あげる予定」、しかし男性の69.2%が「もらう見込みなし」
● 配偶者・パートナーにあげる・・・82.0%
● 「ばら撒き・配布用チョコ」を用意する人は19.7%、マイチョコを用意する人は26.8%
● 本命と自分にはいいチョコを用意・・・3,000円以上のチョコを購入する人も
● 日曜日のバレンタイン、本命は当日に、それ以外は会えたタイミングで
● ”渡す”ではなく”配る”? 職場では3割が「相手のデスクに置く・配布する」
● 「あげたい相手がいない」 47.9%
● ホワイトデー、異性へのお返しは気を遣う・・・? 男性「もらった価格以上で」
● バレンタインの思い出・・・「昔はたくさんもらえた」
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■2016年 バレンタインのギフト予定
2016年のバレンタインについて、チョコレートやその他のギフトを贈る予定を尋ねたところ、
「あげる」と回答した女性は50.0%と半数である。
女性の半数が「あげる」と回答したのに対し、
男性では「あげる予定も貰う見込みもない」という割合が69.2%と7割近くに上り、
もらえる予定の無い男性が、あげる女性に比べて多い。
特定の男性にギフトが集中しており、貰える人はたくさんもらう…という状況なのかもしれない。
<女性年代別:「あげる予定」の割合>
年代が若いほど「あげる予定」の割合が高く、【20代】では66.0%である。
ただ、最も低い【70代以上】でも35.7%と、3割以上はバレンタインという行事に参加している。
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■誰にチョコをあげる?
「あげる予定」と回答した人(男女問わず)の、”あげる相手”については・・・
「配偶者・パートナー」にあげる割合は82.0%、「子ども」にあげる人は35.1%、「異性の友人」にあげる人は19.4%、「異性の同僚・上司・部下等」にあげる人は18.4%であった。
同性にあげる人もおり、「同性の友人」へ贈る人は13.7%である。
バレンタインにギフトを贈る人のうち、1割は友だち同士で楽しんでいる事がわかった。
また、自分に送る人は20.6%と2割であった。
”あげる物”については・・・
【配偶者・パートナー】へは「チョコレート」が88.3%、「チョコ以外の食品」17.4%、「食品以外のもの」8.7%という値。
【自分の子ども】・【近所・子供会等の子ども達】については
「チョコ以外の食品・飲料」の値が2割を超えており、チョコ以外のものを用意する人も多いようである。
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■チョコを用意する人数
”チョコレート”をあげる予定の人は、何人分用意するのか?チョコの目的別に分けて尋ねた。
【チョコの目的は?】
「本命用」にチョコレートを用意する人は67.7%、
「義理チョコ」を用意する人は56.9%、
「同性への友チョコ」を用意する人は16.3%であった。
また、自分への「マイチョコ」を用意する人は26.8%であった。
※前問の値では「自分」を選ばずにこの設問では「自分」を選んでいる人も、一定数存在している。
「あえてギフトとしては用意しないが、ついでに自分のチョコも・・・」という人も多いのではと考え、データから除外はしていない。
【何人分用意する?】
本命用…81.8%の人が「1人分」と回答しているが、16.2%は「2〜3人分」と回答した。
”夫と子供の両方が本命!”という人と多いと思われるが・・・それとも好きな人が何人も!?
義理チョコ… 「2〜3人分」という人が半数で47.6%、「4〜5人分」が21.8%と2割である。
ばら撒き・配布用チョコ… 「4〜5人分」34.0%、「6〜10人分」22.3%と続く。「11〜20人分」用意する人も8.1%いた。
同性への友チョコ… 「2〜3人分」39.9%が最も多く、「4〜5人分」23.9%と続く。 友チョコを行う場合、複数の相手と交換する人が多いようだ。
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■チョコの調達方法
チョコレートをどのように用意するか、については
「購入する」は92.2%、「自分で手作りをする」は15.8%で、購入派の方がかなり多い。
助けを借りたり、人に作ってもらう・・・という”なんちゃって手作り”の人も、僅かではあるが存在する。
■チョコレート 購入場所(チャネル)
チョコレートを購入する人の”購入場所”は、
「デパート・駅ビル・ショッピングセンター」で購入する人が最も多く56.5%であった。
「スーパー」で購入する人は40.9%で、バレンタイン用のチョコレートについては、デパートなどで購入する人が多い。
17.7%は「インターネット通販」と回答し、9.6%は「チョコレート専門店(路面店)」で購入予定と回答した。
■バレンタインチョコレート 1個あたりの価格
【本命チョコ】 「500〜1000円未満」28.6%が最も多く、「1000〜1500円」24.6%と続いた。 「3000円以上」も11.0%と多い。
【義理チョコ】 「500〜1000円未満」37.1%が最も多く、「300〜500円未満」27.7%と続く。
【ばら撒きチョコ】 「100〜300円未満」30.9%が最も多く、「300〜500円未満」26.4%と続く。「100円未満」も10.7%と多い。
【友チョコ】 「500〜1000円未満」34.7%、「300〜500円未満」26.9%と続く。
【マイチョコ】 「500〜1000円未満」27.1%が最も多く、僅差で「1000〜1500円」25.2%と続いた。 「3000円以上」も8.7%と多い。
【本命チョコ】と【マイチョコ】は他のチョコに比べて価格帯が高く、「3000円以上」の物を購入する人も1割前後存在している。
一方で【ばら撒き用・配布用チョコ】は価格帯が低く、「100円未満」のチョコを選ぶ人も1割。
【義理チョコ】と【友チョコ】はその中間くらいの価格帯である。
大事な人と、自分には良いチョコレート・少し高価なチョコレートを購入する人が多い事がうかがえる。
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■日曜バレンタインデーの、渡すタイミング
2016年のバレンタインデーは日曜日で、休日の企業も多い。
いつ、あげる人が多いのだろうか。
「2月14日(日)当日に渡す」人が67.4%と多い。
当日以外にあげる場合は、前もって「2月12日(金)以前に渡す」人が多く17.5%、
「2月15日(月)以降に渡す」人は3.7%と少ない。
また、21.2%は日程を決めておらず、「会えた時に渡そう」と考えている。
<2/14当日に渡す人の割合(女性・配偶者等有無別)>
女性の「当日に渡す」割合を見てみると・・・
【配偶者がいる人】76.5%に比べて、【パートナー・恋人がいる人】51.6%はやや低めである。
同居している人が多い分、当日に渡せる割合も高いのではと思われる。
■その日に渡す理由(自由回答)
なぜその日に渡すのか、という理由については、
当日に渡す人は『当日会う・同居しているから』という回答と『当日の方がイベントらしい』という回答が多かった。
2/12以前に渡す人の理由では『当日よりも前の方が良い』という回答、『本命に当日渡すので、それ以外の人は前に』という回答が多い。
会えた時に渡す人は『まだ予定が分からない』という人が多かった。
複数の相手に渡す人は、『本命は当日に、それ以外は会えたタイミングで』という回答が多く、
本命には当日に渡したいと思っている人が多いようだ。
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■職場での渡し方
職場で同僚などに渡す場合の”方法”については、「相手に直接渡す」人が81.0%と圧倒的である。
直接渡さない「相手のデスクに置く・配布する」という”配布型”は32.1%、
「共有のテーブル等に置いて、取りに来てもらう」という”集合かける型”は8.7%であった。
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■2016年のバレンタインに、あげる予定が無い理由
2016年のバレンタインに、チョコレート等をあげる予定が無いと回答した女性に、その理由を尋ねた。
「あげたい相手がいない」が47.9%と半数を占め、最も多かった。
次いで「自分が、「バレンタイン」が嫌い・苦手」20.2%、「お金がかかるから」17.5%と続いた。
「その他」の自由回答では、「もうそんな事に浮かれる年じゃない」、「バレンタインの習慣がない。」、「興味がない」などが挙げられた。
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■ホワイトデーのお返し相場
バレンタインにチョコを貰ったと仮定した場合の、
ホワイトデーのお返しについて尋ねたところ、男女の回答に違いがあった。
【男性】 「もらったチョコの価格以上で」37.3%が最も多く、僅差で「もらったチョコと同じくらいの価格で」34.0%と続いた。
【女性】 一方で女性は「もらったチョコと同じくらいの価格で」が58.9%と半数を超え、 「もらったチョコの価格以上で」は11.7%と低い。
【男性】は貰った価格以上でお返しをする人が多いが、物でのお返しはせずに「日々の行動で示す」という人も13.6%おり、
”費用をかける派”と”行動で返す派”に分かれている。
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■バレンタインの思い出・エピソード
バレンタインにまつわるエピソードや思い出を尋ねたところ、様々な回答が寄せられた。
男性の回答で多かったのは
『昔はたくさんもらえた』、『最高●個貰った!』、『変わったものを貰った』、『何も思い出が無い・・・』という回答。
女性の回答で多かったのは、
渡すときや手作りの『失敗談』、『たくさん用意するのが大変だった』、といったものだったが、男性よりも具体的な思い出が多かった。
- 「男ども頭が高い」のコピー付きチョコを気にいって配ったが不評だった。 (50代女性)
- 3つ年下の妹が中学生の時、バレンタインデー前夜に手作りチョコレートづくりをしていた。思うように仕上がらないチョコレートを多量に食させられた。 (40代女性)
- 6年前のバレンタインデーに結婚式を挙げました。 その時初めて主人から逆チョコをもらいました。 (30代女性)
- あまったチョコを異性にあげた為、誤解をまねいた。 安いチョコでもあまっても異性にあげてはいけないことを学びました。 (50代女性)
- あまり面識のない女性から突然送られてきて困惑したことがある。 (60代男性)
- お返しがあんころもちだったのには驚いた。 (50代女性)
- デパートのチョコレート売り場がたくさんの女性で混雑する中、自分用に買う男性の方が年々増えてきていて面白い (40代女性)
- テレビやラジオなどで、国生さゆりのバレインタインキッスがよく流れた (40代男性)
- トンカチのチョコをもらった時は幻滅した。 (60代男性)
- なんかもらって舞い上がったことがある{中学の頃} (50代男性)
- バブルの頃のバレンタインで300円のチョコを渡したらお返しにエルメスのスカーフが帰ってきた。 (40代女性)
- ビックリするくらい何もない (30代男性)
- ホワイトデーはいつも不本意な出費で精神的に赤字になってしまいますが、ホワイトに赤字で、紅白で縁起がいいのかなと思うようにしています。 (40代男性)
- むかしはいっぱいもらえたのになー (50代男性)
- 一昨年に課長(女性)の一言で職場内の義理チョコが廃止に・・・ 楽になりました。 (30代女性)
- 会社でいつも一番下っ端だったので、毎年何十個こ買いに行っていた。 (40代女性)
- 学生時代には、友達が片思いの相手にチョコを渡した話を聞いて盛り上がるだけで、自分が好きだった人にははとても渡す勇気がありませんでした。 (40代女性)
- 甘い食べ物は極力避けているのに、バレンタインは迷惑である。 (60代男性)
- 義理チョコをクラス中の男子に配りまくったこと。 好きな人のために徹夜でチョコのお菓子を作ったこと。 (40代女性)
- 凝ったものよりシンプルなものの方が食べておいしい (60代男性)
- 五円チョコをあげた (30代男性)
- 告白した (20代女性)
- 大昔はバランタイン(洋酒)を添えたりして。。。遠い目 (50代女性)
- 中学の時、女子から14日に日は声かけられると、もらえるかと思ったいたら、○○呼んできてと、結構期待外れがおおかった (40代男性)
- 恋人がいて、チョコを上げる人がいてハッピー! (60代女性)
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集計:年代別、性年代別、配偶者・恋人有無別
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インターワイヤード株式会社 DIMSDRIVE事務局(ディムスドライブ事務局)
mail: timely@dims.ne.jp |
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