● 『セルフメディケーション税制』の申告行った人 ・ ・ ・ 2割程度 ● よく購入する市販薬(OTC医薬品)は 7割が「かぜ薬関連薬」
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「セルフメディケーション」についてアンケートを行い、「セルフメディケーション税制」の認知度や所得控除の利用希望、ご意見などについてまとめました。
調査は2018年2月23日〜3月9日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター3,621人から回答を得ています。
● 市販薬(OTC医薬品)の購入種類数 ・ ・ ・ 「1〜2種類くらい」が3割 ● よく購入する市販薬(OTC医薬品)は 7割が「かぜ薬関連薬」 ● 『セルフメディケーション税制』認知度 ・ ・ ・ 34.5% ● 『セルフメディケーション税制』所得控除 「受けたい」 ・ ・ ・ 56.4% ● 医薬品(スイッチOTC成分含む)購入合計額 「12,000円以下」が3割弱 ● 『セルフメディケーション税制』申告を行った人 ・ ・ ・ 2割程度 ● 「制度の周知」、「対象商品をわかりやすく」などの意見が多数
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■市販薬(OTC医薬品)の購入種類数
年間での市販薬(OTC医薬品)の購入種類数は、「1〜2種類くらい」が最も多く31.6%、
次いで、「3〜4種類くらい」21.5%、「5〜6種類くらい」5.3%となっている。
<男女・性年代別>
「1〜2種類くらい」〜「購入したが、何種類かわからない」を合計した”購入率”では、どの年代においても、
男性よりも女性の方が高かった。
とくに女性の50代〜60代は7割以上となっており、他年代に比べて高かった。
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■よく購入する市販薬(OTC医薬品)
よく購入する市販薬(OTC医薬品)は、「かぜ薬関連薬」が圧倒的に多く71.5%であった。
「解熱鎮痛薬」42.4%、「目薬」40.3%、「胃腸薬」35.8%と続いた。
<男女別>
男女別では、「解熱鎮痛薬」が男性に比べて女性のほうが19.9ポイント高くなっている。
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■「セルフメディケーション税制」認知度
「セルフメディケーション税制」について、「詳しく内容を知っている」及び「おおよそ内容は知っている」の計は
34.5%であった。 「言葉を聞いたことがある程度」30.9%、「まったく知らなかった」34.6%となっており、
未だ認知度は低い傾向にある。
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■「セルフメディケーション税制」所得控除の利用意向
「セルフメディケーション税制」所得控除の利用意向について、「ぜひ控除を受けたい」25.7%、
「控除を受けるのを検討してもよい」30.7%となっており、控除利用に前向きな人が5割を超えている。
■控除を受けたいと思わない理由
「医療費控除で申告するから」28.9%、「還付金額が少ないから(少なそうだから)」28.0%、
「手間の割にメリットを感じないから」25.8%が主な理由のようだ。
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■「スイッチOTC成分を含む医薬品」の購入合計金額
スイッチOTC成分を含む医薬品の購入合計金額は、「12,000円以下」が29.0%と最も多かった。
「12,000円超〜100,000円超」は7.1%となっており、12,000円を超えての購入は少ないようだ。
<男女別>
男女別で見ると、購入合計額が「12,000円以下」では女性の割合が多く、
「12,000円超〜100,000円超」では男性の方がやや多くなっている。
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■「セルフメディケーション税制」の申告
確定申告時に「セルフメディケーション税制」の申告を行ったかについては、「申告を行った」23.2%、
「申告は行わなかった」38.2%であった。
男女別においても、「申告を行わなかった」が「申告を行った」を上回る結果となった。
■「セルフメディケーション税制」の申告の感想
「セルフメディケーション税制」の申請を行った人の感想は、「とても簡単にできた(できそう)」33.9%、
「どちらかといえば簡単にできた(できそう)」35.6%と7割近くが回答しており、それほど難しくはないようだ。
■「セルフメディケーション税制」の申告を行わなかった理由
「セルフメディケーション税制」の申告を行わなかった理由として最も多かった回答は、
「セルフメディケーション税制の控除対象商品がわからなかったから」28.6%であった。
次いで「確定申告で医療費控除の申請を行ったから」25.0%、「レシート保存が面倒だから」22.0%。
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■「セルフメディケーション税制」についてのご意見
「セルフメディケーション税制自体の周知」や「対象商品を分かりやすくしてほしい」などの意見が多かった。
「申告の簡素化」や「控除限度額の引下げ」などを求める意見もあった。
また、気軽に薬を購入できることに心配する意見も寄せられた。
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