● 半数の人が「目的も無くふらっと」コンビニへ。 10代では7割
● 最も好きなコンビニは? 1位「セブンイレブン」、2位「ローソン」、3位「ファミリーマート
24時間いつでも利用できる、便利なコンビニエンスストア。
頻繁に利用する人も多く、店舗ごとに“お気に入り”の点も違うようです。
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「コンビニエンスストア」についてアンケートを行い、利用頻度・金額、各サービスについての好感度、「見切り販売商品」の購入意向などについてまとめました。
調査は2009年9月2日〜9月17日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター8,317人から回答を得ています。
● コンビニ利用、約7割が「週1回以上」。 ひとり暮らしでは1割超が 「毎日」
● 半数の人が「目的も無くふらっと」コンビニへ。 10代では7割
● 最も好きなコンビニは? 1位「セブンイレブン」、2位「ローソン」、3位「ファミリーマート」
● 利用店舗を選ぶ決め手は、断トツで「近さ」・「行きやすさ」
● 利用者からの好感度に特徴・・・
セブンイレブンは幅広く、ローソンは「商品」、ファミリーマートは「雰囲気」、ミニストップは「デザート」
● コンビニの「見切り販売」、8割以上に購入意向あり |
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■■コンビニ利用、約7割が「週1回以上」。 ひとり暮らしでは1割超が 「毎日」 ■■
■コンビニエンスストアの利用頻度
コンビニエンスストアを利用する頻度を尋ねたところ、「週に2〜3回程度」が24.6%と最も多く、次いで「週に1回程度」20.7%、「週に4〜6回程度」15.1%であった。
67.5%の人は『週に1回以上』利用すると回答し、「毎日」利用する人も7.1%いた。
「コンビニエンスストアは利用していない」と回答したのはわずか2.0%で、98.0%の人がコンビニエンスストアを利用していることが分かった。
<同居人数別>
【1人暮らし】の人は「毎日」利用する割合が12.2%と1割を超えた。
それに対し、【2人以上で同居】の人は6.3%であった。
『週に1回以上』の利用については、【1人暮らし】では78.9%、【2人以上で同居】では65.5%であった。
1人暮らしの方が、コンビニの利用頻度は高い。
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あなたはコンビニエンスストアをどのぐらいの頻度で利用していますか?(単一回答)
全体ベース N=8,317 |
『週に1回以上』…67.5%
◆同居人数別 |
『週に1回以上』 1人暮らし …78.9%、2人以上で同居…65.5% |
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■■半数の人が「目的も無くふらっと」コンビニへ。 10代では7割■■
■1回あたりの平均利用金額
コンビニエンスストアを利用している人に、利用1回あたりの平均金額を尋ねたところ、「500円〜1000円未満」が39.9%と最も多く、次いで「300〜500円未満」33.5%、「300円未満」13.5%であった。
86.9%と、約9割の人が『1000円以内』と回答している。
<年代別>
『500円未満』では若い年代ほど割合が高く、500円以上の価格帯では年代が上がるほど割合が高くなっていく傾向にある。
年代が高いほど利用金額も高い事が伺える。
■目的もなく、ふらっと行く割合
“目的もなく、ふらっと行く割合”を、【利用10回のうち、何回か】という形式で尋ねたところ、「0回」(ふらっと行くことはない)は49.9%と半数で、
残りの半数は『コンビニに目的も無くふらっと行くことがある』と回答した。
10回中…「1回」22.1%、「2回」11.4%と『1,2回程度』が33.5%で約3割であった。
『3回以上』という人は16.6%であった。
<年代別>
年代が若いほど、「目的もなくふらっと行く」人の割合が高い。
30代以下では半数を超え、10代では7割を超えた。
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1回のお買い物で使う金額は、だいたい平均でいくらぐらいですか?(単一回答)
コンビニエンスストア利用者 N=8,147 |
◆年代別 |
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コンビニエンスストアに、目的もなく、ふらっと行くのはどの位の割合ですか?10回行く中で何回くらいの割合かでお答えください。(数値自由回答)
コンビニエンスストア利用者 N=8,147 |
『ふらっと行くことがある』…50.1%
◆年代別 |
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■■最も好きなコンビニは? 1位「セブンイレブン」、2位「ローソン」、3位「ファミリーマート」■■
■最も利用するコンビニエンスストア
よく利用しているコンビニエンスストアがある人に、最も利用するコンビニエンスストアを尋ねたところ、1位は「セブンイレブン」で40.8%、2位「ローソン」22.1%、「ファミリーマート」17.5%と続いた。
■最も好きなコンビニエンスストア
最も好きなコンビニエンスストアについても、1位「セブンイレブン」が39.1%、2位「ローソン」17.9%、「ファミリーマート」14.1%と続き、順位は同じだった。
「ミニストップ」については、最も利用する割合は3.1%だったのに対し、
「最も好き」と回答した人は6.0%と利用割合よりも多く、
『他のチェーンを一番利用しながらもミニストップファンである』、という人が居る事が伺える。
<地域別>(全体の上位9チェーン)
上位9チェーンについて、地域別の値を見てみると、
【北陸】【四国】以外の地域では「セブンイレブン」の値が最も多い。
【北陸】と【四国】では「ローソン」が最も多く、【北陸】38.4%、【四国】31.0%となっており、「ファミリーマート」も25%を超えている。「セブンイレブン」は1割未満である。
【北海道】では「セイコーマート」が19.0%と2割近くと、「セブンイレブン」の次に多い。
【東海】では「サークルK」が12.9%と、僅差ではあるが2番目に多い。
【近畿】は「セブンイレブン」33.7%が最も多いが、【関東】の43.1%よりも1割ほど値が低く、「ローソン」「ファミリーマート」の値が高い。
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あなたが最も利用しているコンビニエンスストアの店舗はどこですか? (単一回答)
よく利用するコンビニエンスストアチェーンがある人 N=8,057
あなたが最も好きなコンビニチェーンはどのチェーンですか?(単一回答)
コンビニエンスストア利用者 N=8,147 |
◆地域別:最も好きなチェーン(全体の上位9チェーン) |
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■■利用店舗を選ぶ決め手は、断トツで「近さ」・「行きやすさ」■■
■よく利用している理由
よく利用している店舗の利用理由を尋ねたところ、「家や会社/学校から近いから」が断トツで71.9%と7割であった。
次いで「行き慣れているから」30.5%、「ポイントカードや電子マネーを持っているから」22.9%、「車で行きやすいから」20.0%と続いている。
「お弁当・おにぎり・パン・デザートなどが美味しいから」は18.0%と5番目で、
“商品の良さ”よりも“近さ”や“行きやすさ”が決め手になっている事が伺える。
<店舗別>(利用上位店舗7位のみ)
上位7店舗について、行きやすさなどを除いた、サービスに関する項目の回答を比較してみると、
店舗によって違いが出ている。
【ローソン】、【ファミリーマート】、【am/pm】の3店舗は「ポイントカードや電子マネーを持っているから」が断トツに多く、
【セブンイレブン】と【ミニストップ】は「お弁当・おにぎり・パン・デザートなどが美味しいから」が最も多く回答されている。
また、【セブンイレブン】については「ATMサービスがあるから」も24.4%と2割を超えており、利用理由の1つになっているようである。
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そのチェーンを最も利用している理由をお選びください。(複数回答)
最もよく利用するコンビニエンスストアチェーンがある人 N=8,057 |
■チェーン別(最頻利用上位7チェーン) |
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■■利用者からの好感度に特徴・・・
セブンイレブンは幅広く、ローソンは「商品」、ファミリーマートは「雰囲気」、ミニストップは「デザート」■■
■最もよく利用している店舗 についての印象
最もよく利用するコンビニエンスストアについて、雰囲気や商品などの評価/好感度を5段階で尋ねた。
『好き/良い』(「良い/好き」+「まあ良い/まあ好き」)の値を見てみると、
【セブンイレブン】は幅広い項目で他のチェーンよりも好感度が高く、
利用者に受け入れられている事が伺える。
特に「おにぎり」74.3%、「店の雰囲気」72.3%は7割を超えて高い。
【ローソン】と【ファミリーマート】では、“お店の雰囲気・サービス”は【ファミリーマート】の方が好感度が高く、“商品”については【ローソン】の方が好感度が高いようである。
【ミニストップ】は「デザート類」の好感度が57.9%と他のチェーンよりも高い。
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あなたが最もよく利用している店舗 についてどのように思いますか。(単一回答) 最もよく利用するコンビニエンスストアチェーンがある人 N=8,057 |
★それぞれの項目に対する印象 5段階選択肢
「良い/好き」 「まあ良い/まあ好き」 「どちらともいえない」 「あまり良くない/あまり好きでない」 「良くない/好きでない」
下記の%は、「良い/好き」・「まあ良い/まあ好き」の合計値です。
1位・・・ピンク字 2位・・・青字 3位・・・グリーン字 |
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■■コンビニの「見切り販売」、8割以上に購入意向あり■■
■「見切り商品」の購入意向
販売期限が迫った商品を値引きして販売する“見切り販売”について、 コンビニエンスストアに「見切り販売」商品があった場合の購入意向を尋ねたところ、「購入したい」44.3%、「まあ購入したい」36.8%となり、購入意向者は81.1%と8割以上にのぼった。
<年代別>
20代が最も購入意向が高く、88.0%と9割近くである。
30代以上は年代が上がるごとに購入意向者が減っているが、最も少ない60代以上でも69.0%で、7割近く。高い値である。
■「見切り販売」か? 「廃棄」か?
また、“見切り販売”をするか“廃棄するか”については、86.8%が「見切り販売」を選択し、
購入意向と同じく高い値となった。
「廃棄してほしい」は1.4%と僅かであった。
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コンビニエンスストアの店頭に「見切り販売」商品があった場合、購入したいと思いますか?(単一回答)
全体ベース N=8,317 |
◆年代別 |
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コンビニエンスストアでの「見切り販売」について、どのように思いますか?(単一回答)
全体ベース N=8,317 |
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●お問合せ先●
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インターワイヤード株式会社 DIMSDRIVE事務局(ディムスドライブ事務局)
TEL:03-5463-8256
mail: timely@dims.ne.jp |
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