● 異性の汗、気になるところ第1位は「ワキ汗」。男女とも断トツ。
● 自分が汗をかいて気になることは?・・・男女総合1位は「ニオイ」。
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「汗と制汗剤」について アンケートを行い、自分自身や異性の「汗」は気になるか、具体的な汗への対策、 制汗剤を購入する際の重視点などについてまとめました。
調査は2016年4月27日〜5月18日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター4,731人から回答を得ています。
● 「汗」はかきたくない、目立たないようにしたい・・・20・30代の女性の9割が回答
● 自分のも異性のも。やっぱり気になってしまう汗。
● 異性の汗、気になるところ第1位は「ワキ汗」。男女とも断トツ。
● 自分が汗をかいて気になることは?・・・男女総合1位は「ニオイ」。
● 汗の対策・・・「ハンカチ」「制汗剤」「うちわ」。
● 制汗剤で最も使用されているタイプはスプレータイプ。
● 制汗剤を選ぶ際の重視点は?女性は「香り」「使用感」「持続性」も重視。
● 制汗剤はドラッグストアで購入。香りは”無香性”が一番人気。
● 汗の天敵!グレーの服で赤っ恥。汗にまつわるエピソード
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■「汗」をかくことは、あなたにとって・・・
「汗」をかくことについて、どのように考えているかを尋ねた。
全体では、「汗をかくのは仕方がない。ただ目立たないようにしたい。」34.3%が最も多く、 次いで「できることなら、汗はかきたくない」32.0%、「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にして いない。」28.5%、「絶対に、汗はかきたくない」4.7%の順であった。
「絶対に、汗は〜」、「できることなら、汗は〜」、「汗をかくのは仕方がない。ただ〜」、の3項目を 汗に対して”ネガティブ”な回答ととらえると、その合計は71.0%。全体の7割が汗はかきたくない、 または、汗をかいても目立たないようにしたいと考えていることがわかった。
一方、汗をかいても気にしない、という人は3割弱であった。
その他の自由回答には、”汗がかけない”という回答が多く集まった。
<性年代別>
性年代別に比較してみると、全ての年代で女性の方が”ネガティブ”計が多く、女性50代以下は 8割が「汗」をかくことに対して”ネガティブ”にとらえていることがわかる。
中でも「絶対に、汗はかきたくない」の回答が最も多いのは30代女性(12.2%)。女性の20〜30代では 9割が”ネガティブ”な回答をしており、若い女性ほど「汗」をかくことに敏感なことが伺える。
男性では、30代が「汗」をかくことに対して最も”ネガティブ”なようだ。
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■自分の汗、異性の汗、気になりますか
自分の汗と、異性の汗、それぞれどの程度気になるものでしょう。
【自分の汗】は全体で、「とても気になる」22.9%、「気になる」35.5%、「少し気になる」24.0%、 「気にならない」17.5%。
【異性の汗】は全体で、「とても気になる」14.5%、「気になる」31.3%、「少し気になる」34.1%、 「気にならない」20.2%であった。
自分・異性ともに、とても〜少し”気になる”を合計した”気になる”計は8割前後。かなりの割合の人が ”汗が気になる”と回答しているが、異性の汗の方が若干控えめで、自分の汗の方が”気になる”という 回答であった。
<性年代別>
性年代別に自分・異性それぞれの""気になる""計を比較してみると、
男性は年代が若いほど自分の汗の方が気になっているようだ。男性60代以上では、自分と異性の 割合が逆転し、異性の汗のほうが気になるという結果に。
一方、女性は自分の汗も異性の汗も気になっている割合が男性よりも多く、女性60代以下は 自分・異性ともに8割を超えている。自分・異性の差もほとんどないという結果。
異性の汗に対して最も寛容なのは男性20代の63.5%であった。
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■異性のどの部位の汗が気になる?
異性の汗が気になると回答した方に、具体的にどの部位の汗が気になるか尋ねた。
<男女別>
男女別に比較してみると、
男性→女性の気になる部位は、1位「ワキ」66.0%、2位「額」42.5%、 3位「首」28.5%、4位「背中」27.2%、5位「胸元」26.4%の順。
女性→男性の気になる部位は、1位「ワキ」75.3%、2位「額」43.5%、3位「背中」36.4%、4位「首」32.5%、 5位「鼻」26.1%の順。
男女とも1位と2位は同じ、「ワキ」と「額」という結果に。特に「ワキ」は男女ともに、他の部位を押さえ 断トツの1位であった。
「ワキ」は汗をかくと汗じみなどが目立つなど目につきやすい部位であり、2位の「額」は汗をかくと キラキラと光ったり流れてきたりと、こちらも目立ちやすい部位である。
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■汗をかいたとき気になってしまうことは?
自分の汗が気になると回答した方に、自分が汗をかいたときに気になることを尋ねた。
<男女別>
男性では1位「ニオイ」70.7%で断トツであった。2位「衣服の汗ジミ」57.3%、3位「ベタベタして不快」46.4%の順。
女性では1位「衣服の汗ジミ」74.7%、2位「ニオイ」73.7%と、上位2つは僅差。 つづいて3位「ベタベタして不快」56.8%。女性ならではの「メイクが落ちてしまう」は40.3%で4位であった。
「同性の視線」、「異性の視線」という選択肢があり、それぞれ男女を比較してみると、
男性は「異性(女性)の視線」15.4%、「同性(男性)の視線」8.8%。
一方女性は「異性(男性)の視線」18.0%、「同性(女性)の視線」19.5%であった。
男性は「異性の視線」を気にする人のほうが多いが、女性は異性・同性問わず他人の視線を 気にしている人が2割近くいた。
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■汗の対策として行っていること
全体で最も多かったのは、「ハンカチ(タオル地のハンカチも含む)で拭く」43.2%、 次いで「制汗剤」を使う39.4%、「うちわ・扇子などであおぐ」37.3%、「タオルで拭く」35.4%、 「日陰・涼しいところを通る」26.7%の順。
<男女別>
男性で最も多かったのは「タオルで拭く」38.6%、次いで「ハンカチで拭く」36.6%、「うちわ・扇子などで あおぐ」31.0%とここまでが3割超であった。
女性では、「制汗剤」57.4%、「ハンカチで拭く」53.4%と、ここまでが5割超。次いで「うちわ・扇子などで あおぐ」47.0%の順。
女性は汗をかく前の対策の「制汗剤」と、汗をかいた後の対策の「ハンカチで拭く」がそれぞれ 半数を超えている。
「制汗剤」の使用率は、男女の差が最も大きく、29.5ptもの差で女性が多かった。
また、男性は「特にない」が26.3%と、4人に1人は汗の対策は何もしていないことがわかった。
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■制汗剤のタイプ
使用している制汗剤のタイプを尋ねた。
最も多かったのは「スプレー」77.5%と断トツであった。次いで「ロールオン」27.3%、「スティック」9.4%と 続いた。
■制汗剤を使用する部位は?
制汗剤を使用する部位を尋ねた。
「ワキ」が断トツで多く、93.3%であった。次いで「胸元」33.8%、「首」33.0%と続いた。
【異性の汗で気になる部位】で3位(31.2%)の「背中」は、20.5%だった。
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■制汗剤を選ぶ際の重視点
制汗剤を選ぶ際、何を重視しているのだろうか。
全体で最も多かったのは「制汗効果」75.9%で、当然といえば当然の結果に。また、0.1ptの差で2番目に多かったのは「消臭効果」75.8%で、上位2つは4人中3人が重視している。
値が大きく下がって、「香り」38.0%、「使用感(ベトつきなどがない)」35.2%、「効果の持続性」34.4%と 続いた。
<男女別>
男性で最も重視しているのは「制汗効果」81.4%、次いで「消臭効果」77.4%、「効果の持続性」32.1%、「香り」29.5%、「即効性」27.5%の順。
女性では、「消臭効果」が最も多く74.5%、次いで「制汗効果」71.7%、「香り」44.4%、「使用感」41.7%、 「効果の持続性」36.1%であった。
制汗剤の「制汗効果」は男性は81.4%、女性は74.5%と、男性の方が値が大きい。
それ以外で、男性の値の方が大きいものは「消臭効果」「即効性」「価格の安さ」のみで、
”汗とニオイをすばやく抑えてくれる、お買い得な制汗剤”というのが男性の期待しているものであることが伺える。
それに対して、女性の方が広範囲に票数を集めており、
”汗とニオイへの効果はもちろん、香りや使用感、効果の持続性やコスパも重要”という少々欲張りな 期待感が伺える結果であった。
<汗への考え方別>
【絶対に、汗はかきたくない】人が重視している点は、「制汗効果」83.7%、「消臭効果」69.1%、 同率で「即効性」「効果の持続性」35.8%、「使用感」30.9%であった。
他の考え方の人と違う点は「即効性」がTOP3にランクインしており、逆に「香り」はランク外であった。
”いい香りなんてしなくていいから、今すぐ汗を抑えてくれる制汗剤がいい!”という感じだろうか。
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■使用している制汗剤の香りは?
最も多いのは「無香性」57.2%。唯一半数を超えており、断トツ。次いで、「せっけん」27.4%、 「フローラル」24.2%、「柑橘系」23.7%と続いた。
「消臭効果は高い方が良いが、香りはしないものが良い」という香りでごまかさないタイプを好む人が 多いようだ。
■使用している制汗剤の価格は?
最も多い価格帯は「(501円)〜1,000円」で59.2%、次いで「〜500円」42.1%であった。
1,000円を超えるものを使用している人は非常に少ない。
■購入場所は?
制汗剤をどこで購入しているかを尋ねた。
最も多かったのは「ドラッグストア」87.9%で、断トツであった。次いで「スーパー」21.0%、 「ホームセンター」12.0%であった。
圧倒的に「ドラッグストア」での購入が多いようだ。
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■汗や制汗剤にまつわるエピソード
汗をかいて起こった出来事、恥ずかしかったこと、おススメのものなど、様々な回答が集まった。
中でも、濃い色の服、とくに""グレー""の服での失敗談が目立った。
また、汗を気にしすぎて制汗剤を使いすぎ、”白くなってしまった”や汗がでなくなって具合が悪くなった、 といった回答も多々あった。
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