● 都市圏生活者の「在宅勤務」が、コロナ禍でのウォーターサーバー利用開始を促進 ● 新型コロナへの備えとして「総合的にみてウォーターサーバーがあって良かった」…73.3%
2020年は、新型コロナウイルス感染症が拡大し、私たちの暮らしに多大な影響が出ました。
このような中で、家庭用ウォーターサーバーは、需要が大きく伸びています。
ウォーターサーバーは、ウィズコロナの時代に、どのような役割を期待されているのでしょうか。
宅配水業界大手のアクアクララ株式会社と、ネットリサーチのインターワイヤード株式会社は共同で「新型コロナウイルスと家庭用ウォーターサーバーに関するアンケート」を行い、コロナ禍でのウォーターサーバーの位置づけを明確にするため、利用実態と評価をまとめました。
調査は2020年9月25日〜9月29日にかけて実施し、
都市圏を含む以下の都道府県:
北海道、宮城県、首都圏1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)、愛知県、関西2府1県
(大阪、京都、兵庫)、福岡県にお住いの、
家庭用ウォーターサーバーを現在利用している方、554人から回答を得ています。
● 都市圏生活者の「在宅勤務」が、コロナ禍でのウォーターサーバー利用開始を促進 ● 外出自粛・買い物困難と、安全でおいしい水を求めてが主な利用開始理由 ● コロナ禍での利用機会は、やや増加傾向 ● 現在利用しているウォーターサーバーに「満足している」は7割強と高評価! ● 現在利用ブランドの継続意向も7割弱 ● 新型コロナへの備えとして「総合的にみてウォーターサーバーがあって良かった」…73.3% ● 災害・リスク対策としてウォーターサーバーへの期待度は高く、6割以上が期待 ● ウィズコロナ時代には、日常生活に不可欠なものになるとの認識が6割
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■ウォーターサーバー利用開始時期
都市圏の含まれる地域に居住する対象者に、自宅で家庭用ウォーターサーバーを利用開始した時期を尋ねた。 2020年2月以降(新型コロナウイルス感染症拡大以降)に利用を開始した人は、全体では2割強であった。 勤務形態で「在宅勤務が多い」層は、2020年2月以降の利用開始の比率が高い。 都市圏の生活者において「在宅勤務」という仕事のスタイルが、コロナ禍での家庭用ウォーターサーバーの利用を拡大させているといえるだろう。
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■コロナ禍でウォーターサーバーを利用開始した理由
家庭用ウォーターサーバーを2020年2月以降(新型コロナウイルス感染症拡大以降)に利用開始した理由を尋ねた。 最も高かったのは「外出自粛や感染防止で、買い物に出かけにくかったから(買いに行かなくてよい)」の31.0%。 以下、「より安全性の高い水を利用したかったから」「おいしい水を利用したかったから」がともに28.7%で続いている。
<勤務形態別>
「在宅勤務が多い」層では、「外出自粛や感染防止で、買い物に出かけにくかったから」に次いで「自宅での生活(巣ごもり)の質を豊かなものにしたかったから」が高く、制約が多い巣ごもり生活の質を、少しでも良いものにしたいという意向が表れている。
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■ウォーターサーバー利用頻度や利用量の変化
2020年1月以前(コロナ禍以前)からの利用者に、2020年2月以降の、それ以前と比べた「利用頻度や利用量」 の変化を尋ねた。 「利用頻度や利用量」 の変化については、「変わらない」が54.1%、「増えた」は合計で35.0%。 一方、「減った」は合計で4.3%とわずかである。
<勤務形態別>
「在宅勤務が多い」「在宅勤務とオフィス勤務が半々くらい」の層で、利用頻度や利用量が「増えた」は半数以上を占め、これらの層では、家庭用ウォーターサーバーの利用頻度や利用量が大きく増加している。
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■ウォーターサーバーに対する満足度
現在利用してる家庭用ウォーターサーバーに対する満足度は、「とても満足している」が23.1%、「まあ満足している」が50.2%で、合計73.3%が「満足」と回答している。 現状の満足度は高いといえる。
<勤務形態別・利用開始時期別>
勤務形態別、利用開始時期別にみても、各層とも、60%台半ばから70%台が「満足」としている。
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■ウォーターサーバーのブランド継続意向
現在利用してる家庭用ウォーターサーバーについて、「同じブランドをずっと続けたい」は24.9%、「おそらく同じブランドを 使い続けると思う」は42.2%であり、合計67.1%がブランド継続意向を示している。
<勤務形態別・利用開始時期別>
勤務形態別や、利用開始時期別にみても、各層とも、60%以上のブランド継続意向となっている。
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■新型コロナへの備えとしての評価
新型コロナへの備えとして、家庭用ウォーターサーバーについて感じていることを4項目の評価として尋ねた。 「総合的にみてウォーターサーバーがあって良かった」は、「そう思う」が合計で73.3%と高く評価されている。 続いて「そう思う」の合計が高いのは、「ウォーターサーバーがあることで水に困らなかった」72.0%、「安心感が持てた」66.1% 、「感染リスクを軽減できた」51.1%となっており、いずれも半数以上の支持を得ている。
<利用開始時期別>
利用開始時期別にみると、コロナ禍の2020年2月以降に開始した層で、特に評価が高い傾向となっている。
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■災害・リスク対策としての期待度
災害・リスク対策として家庭用ウォーターサーバーは期待できるかどうかについては、「期待できる」が合計で64.3%となっている。
<勤務形態別・利用開始時期別>
勤務形態別にみると、「在宅勤務が多い」や「在宅勤務とオフィス勤務が半々」という層では、さらに期待度が高い。 利用開始時期別では、2020年2月以降に開始した層の期待度が高くなっている。
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■ウォーターサーバーは不可欠なものになると思うか
ウィズコロナ時代において、家庭用ウォーターサーバーが日常生活に不可欠なものになるかどうかについては、「日常生活に不可欠なものになると思う」が合計で60.5%と、6割に達している。
<勤務形態別・利用開始時期別>
勤務形態別では、「在宅勤務が多い」層で、特に「不可欠なものになる」との評価が高く、「在宅勤務」というワークスタイルに家庭用ウォーターサーバーは欠かせないものになっていることがわかる。
利用開始時期別にみると、2020年2月以降に開始した層の方が、「不可欠なものになる」が高くなっている。
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