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株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
- コーポレートコミュニケーション室 川島忠興様
目先の業績だけを追い、社会に生かされていることを忘れた企業に未来はありません。 わたしたち一人ひとりが常にCSRを意識した行動をとり、経営理念「世界中の人々に笑顔と感動をお届けしたい」を実現していきたいと考えています。
コーポレートコミュニケーション室 川島忠興様 |
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いつも弊社のES調査・コンプライアンス意識調査をご利用頂き、ありがとうございます。2011年から今年(2014年)まで計4回、毎年、大変お世話になっております。
今回、お話をお聞かせ頂くにあたり、まずは、ポーラ・オルビスグループ各社の事業についてお話を聞かせていただけますか。
主に化粧品の製造販売しているグループ企業です。販売チャネルによって企業が分かれています。
【ポーラ】は訪問販売、【オルビス】は店舗もありますが主に通信販売、【フューチャーラボ】はTV通販、【pdc】はドラッグストアなどの店頭といった具合です。化粧品の製造は【ポーラ化成工業】が担っています。
それらグループ全体を束ねていかれるのがホールディングス様ということですね。
ところで、ポーラ・オルビスグループといえばCSRという観点からの取組が非常に活発でいらっしゃいます。毎年の従業員意識調査もその取組の一部と認識しておりますが、CSRに関してはどのような視点で活動をしていらっしゃるのですか。
昨今の急速なグローバリゼーションの進展や、社会やステークホルダーが企業に注ぐ目がより一層厳しくなる中で、当グループが持続的な成長を続けていくには、従業員一人ひとりがCSRを強く意識して行動するとともに、事業活動そのものにCSR的な考え方を積極的に取り入れ、名実ともに社会から必要とされる企業を目指していくことが一層求められます。
ポーラ・オルビスグループでは、このようなCSR経営を推し進めるにあたり、CSRを「3つの領域」に整理し、意味づけすることで、具体的な活動につながりやすい環境づくりに努めています。
一つ目は、コーポレートガバナンス・コンプライアンス等、法令遵守や皆さまの強い倫理観を求める「基本的CSR」です。
二つ目は、事業を通じて社会要請に応える「事業的CSR」です。これは、顧客・従業員満足、さらにはお取引先、地域の皆さま他、あらゆるステークホルダーに、事業活動そのものを、当グループの唯一無二の価値すなわち存在意義として、ご認識いただくことだと考えております。
そして三つ目は、美しい地球環境を守り、心豊かで文化的な社会づくりに貢献することを目的とした「選択的CSR」です。
目先の業績だけを追い、社会に生かされていることを忘れた企業に未来はありません。わたしたち一人ひとりが常にCSRを意識した行動をとり、経営理念「世界中の人々に笑顔と感動をお届けしたい」を実現していきたいと考えています。
すばらしいですね。
ところで、弊社の調査を4年間ご利用頂いております。
このような従業員の皆様に向けての調査についてはどのようにお考えですか。
当グループでは、グループの理念を永続的・持続的に実現するために、「コンプライアンスの遵守(CP)」と「社員の働きがい・満足(ES)」の現状を確認し、その課題と改善の方向を探ることを目的に従業員調査を実施しています。
コンプライアンスについては、グループの行動綱領を遵守した活動に努めているかどうかを確認し、問題があれば改善に当たります。従業員満足(ES)については、働きがいや働きやすさややりがいを中心に従業員満足の向上を目指して、従業員の現状の把握に努めています。
これらの調査結果をもとに次年度のアクションプランを作成し、改善を目指した活動を実施しています。
会社対する満足度を尋ねる「総合的にみて、この会社で働くことに満足している」という項目で、一般データ52.3%に対して、ポーラ・オルビスグループでは平均75.4%という結果でした。
なるほど、そのような活動の積み重ねが高い満足度につながっているのですね。
では最後に、私どもへの評価をいただければと思います。
単なるデータを返すだけでなく、色々と分析まで柔軟に対応して下さるところは、とてもありがたいです。
グループ企業への対応、紙調査への対応など、細やかな対応が助かります。
欲を言えば、分析から更に一歩踏み込んで、「人事の専門家」としての、指摘やアドバイスがあればいいなとは思います。