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ES(Employee Satisfaction:従業員満足度)
従業員の会社に対する満足度を高めることは、企業の業績を向上させる事に繋がります。企業業績を向上させるためには、CS(Customer Satisfaction:顧客満足度)が最も重要な要因であることは広く知られていますが、その「CS」に深く結びついているのが「ES」です。
1990年代以降、アメリカを中心にESについて数多くの研究が行われ、ESとCSの間には強い正の相関関係があることが分かっています。日本では、人事の問題として考えられることが多いESですが、CSとの関係の強さからアメリカでは経営戦略上の問題として捉えられており、経営トップが考えるべき重要課題の一つに位置づけられています。実際、ESに力を入れている企業は、そうでない企業と同時期・同業種で比較した場合、業績がよいという研究結果が報告されています。
さらに、ESの高い組織では、コア人材の離職率が低いという研究結果が出ており、優秀な人材を組織に定着させ、ナレッジの蓄積や組織の成長を図るためにも、ESは重要な役割を果たします。
また、近年ではCSR実現の重要な要素としてESに取り組む企業が増えています。
社員を対象としたアンケート調査です。
会社の方針、各種制度、職場、上司等に対する満足度を調査するもので、定量的データが得られることが大きなメリットです。データを見る事で社員の会社に対する意識や問題点を把握したり、制度や組織の改定に繋げるための考察要素になります。